第692話 闘病生活
令和4年5月22日 日曜日
死と向き合っている。心不全で余命は1年ないと言われている。時々、心臓が痛む。圧迫骨折で背中が痛い。タバコで胸が痛い。脳が腐っている。完全馬鹿になった。精神疾患になって、世界を失った。もう、何もないの。
今日は6時に目が覚めて服薬。また寝て、9時に起きた。すき家で卵かけご飯。250円だ。
世界を失うとはどういうことか。社会との交流が無くなるということだ。友達がいなくなるということだ。生きていないということだ。そう、私はすでに死んでいる。
闘病生活は豊潤ではない。すべてが欠けている。意味不明かもしれないが、そういうことだ。
これからコンビニへ行ってタバコを買う。心不全で喘息なのに、馬鹿だ。完全馬鹿だ。
闘病生活。もう、誰とも会えないの。そうして、死んで行くの。虚しいね。虚しい。
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