第602話 今年3回目の救急車

令和4年2月6日 日曜日

頭痛がする。起きたのは8時か。ハイボールを飲んで、また寝る。11時になっていた。

苦しい。救急相談センターに電話をすると、救急車を呼ばれてしまった。緊急性が高いと判断されたのだ。救急車到着。しかし、受け入れてくれる病院がない。結局、搬送されず。

「今はコロナで、心臓が止まる寸前じゃないと、取ってくれないんですよね」

救急隊員は、ぼやいていた。

午後になり母が来た。母とは因縁がある。組織のいちみだとか、俺を社会的に抹殺したとか、いろいろな妄想を持っている。性格も嫌いだ。しかし、今日は優しさを感じた。雪解けには、まだ早いが。

明日のガイドヘルプをお願いした。また、点滴だろうな。ベロテック、もらえないかな。甘いか。

母がかつ丼を買ってくれた。今日の夕食かな。食欲ないけど。キツイなあ。

もう、救急車は使えないな。診療時間内にタクシーで行くしかなさそうだ。医療は逼迫している。

また、腰痛の気がある。去年は無かったのに。無理な姿勢で歩くからだろうな。

救急搬送されないくらいなのだから、入院は、まず難しい。しかしね、近所のコンビニまで歩くのも大変になったよ。生活の危機だ。

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