精神疾患日誌

第516話 自律とか、管理とか

令和３年１１月１２日　金曜日

一睡もできなかった。眠気が無かったのだ。１０時、ガイドヘルパー到着。銀行と、すき家に行った。

揺れている。「精神障害者の人生観」というブログを書いた。三つの考え方を示した。

１．アルコール依存症で入院、治療したうえで、施設に入る。

２．稼いで、生活保護から脱却する。

３．現状維持で、野たれ死ぬ。

さて、どれが良いだろうか。

思えば、ビジネスパーソンとして、マネージャーをしていながら、退職時には社会に対する嫌悪感が強くなり、システム、目標、生産性、管理といった語彙を忌み嫌うようになった。これだから、現状があるのかもしれない。管理のスキルを使おう。自律的になろう。そんな反省をするのだった。

何のために。よりよく生きるために。よりよく生きるとは何か。人間的自然。あるいは真逆に、社会的価値システムでのポジション。ああ、洗脳されているな。ささやかな暮らしで満足できないか。あ、出来そうにないな。そういうこと。

眠っている欲望の熱量。そして、現実。落差の異常な大きさ。引き裂かれた自己は、粉々になるまで叩き割らないといけない。もう、亡霊と付き合うな。精神疾患は、重い。