第32話 統合失調感情障害

令和2年4月20日(月曜日)雨

タクシーで内科へ。良くなっているらしい。点滴は無し。また、1週間後にお越しください。

その足で、精神科へ。

「病名はなんですか」

「非定型精神病もしくは統合失調感情障害」

この20年、病相が完全に変わった。厄介だ。もう、まともな生活は無理かもしれない。

バスで帰宅。途中、喫茶店でアイスコーヒーとチーズトースト。

昼食。食欲がない。

部屋が散らかっている。18時にヘルパーさんが来る。自分で片付けられないのか。エネルギーが枯渇しているのだ。

社会という舞台から降りて生きる惨めさ。挫折と敗北の人生。精神障害者が生きるとは、どういうことなのか。私はそれを書き続ける。

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