ヒキニートが異世界で生きていけるわけがない!

レンレン

第1話 俺の異世界召喚物語

俺の名前は海老澤 夜刀(えびさわ やと)

名前だけなら超1級 2次元にいそうなかっこいい名だ!

まぁぁ、顔もそこそこ行けてるけどなぁ!

性格はちょっとひん曲がってるかもだけど。。。

そんな俺だが、一ヶ月前に青春ウハウハラブコメ展開を期待していた学校生活が終わってしまった。

それでも、まだ人生は長い!まだまだ俺のラブコメは、始まったばかりだ!


夜刀 (はぁぁぁぁぁぁ) (俺が望んでいたラブコメ展開はこんなもので

はないぞぉぉぉぉぉ)


と、心の中で叫び散らしていると…


親方「おぉい、聞こえねぇのかこのガキンチョ」


誰かに呼ばれた気がして振り返ると、何とも反社会的勢力の様な風貌の男が怒鳴り散らしている。。。


夜刀 「すみません。 今いきます。」

「はぁぁ。」


あからさまに、ため息をつきながら歩き出し。


夜刃 「こんな所で何してんだろ。現場職なんて美少女1人居ないじゃないか。もう、帰りたい。泣きたい」


毎日、奴隷のように働かされ

ぶっちゃけ言っちゃうと給料は安いし、残業は多いし。ましてや、美少女も居ない。


夜刀 「もー、こんな人生

こんな世界嫌だァァァァァァ」


親方 「うるさいぞガキこの💢」


また、怒られた。思ったことが口から漏れていた。

この口めぇ。覚えてろよ!

的な変な事を思いながら仕事に取り掛かる!


夜刀 「やっと終わった。アイツら俺をなんだとおもってるんだ。!

「俺は、奴隷じゃねぇぇぇぇ」


叫びながらな家路についていた。

通りすがりのお母様方や犬に変な目で見られながら

早々と歩き出す!

だが、俺には救いの女神そして楽園がある!


夜刀「ただいま」

「ふふふ、やっと着いた。俺の楽園」

「俺の女神!俺の嫁!」


母さんが仕事から帰ったらやっといてと言われた頼まれ事をほっぽり俺は、

ニヤケなが家の階段を上がり自分の部屋にはいる!

まー、楽園は自分のお部屋なんですけどね(笑)

そして、部屋中に貼り付けてあるイラスト、ポスターを凝視しながら悶え苦しんだ。


夜刀「うぉぉぉぉぉ、可愛すぎる」


これが俺の日課である!

嫁を愛で眺める、なんて贅沢な(くすくす)

自称嫁100人はいるとごうごしている俺氏


夜刀(カッコイイが故の罪。

さすが俺!)


自分で自画自賛し、ラノベを手に取る


夜刀「異世界行ってみたいなー、こんなロクでもない世界から抜け出したい」


それでも、分かっている。

異世界にはいけない。

行きたくても異世界は空想虚像の世界なのだと。


夜刀「仕事し始めて1ヶ月か。

もう、この人生疲れた。」


こんな人生送るために俺は生まれてきたわけじゃない。

俺は異世界ウハウハラブコメハーレム物語を望んで生まれてきたのに、なんでだ。


夜刀「俺を異世界に連れてってくれぇぇぇぇ」


(扉を開ける)ガチャン


母さん「ただいま」


母さんが帰ってきた。


夜刀「やばい!母さんの頼まれ事やるの忘れてたぁ」


(階段を掛ける)どっドドドドドドドドドドドドドド


と、1階へと掛けていき、必殺超土下座芸を見せつけてやったけど、踏まれておわった。

美少女だったら喜んで踏まれに行くのに。ご褒美なのに。


(お風呂)バシャン…ザァー


夜刀「あぁぁぁぁぁ、疲れが吹っ飛ぶ」


ジジくさいセリフを吐きながらお風呂に浸かっていた。


夜刀「くそ、母さんめ、あんなに踏みつけなくてもよくない?美少女なら分かるけど。」


こっ酷く怒られ、それプラス機嫌が悪い母さん。

今日は静かにネトゲでもやるか。


夜刀「俺を信じ理解し慰めてくれるのは嫁しかいない!」

「嫁達は俺に微笑みかけて来るんだ、俺も全身全霊で愛でてやるからな!」

「ワッハッハッハッハッハ」


湯船から立ち上がり全身全霊で自分で自分を高ぶらせた!


母さん「うるさいっ!」


お風呂場の外から母さんの怒号がとんできた。


夜刀(勘弁して欲しい)


お風呂も上がり楽園へと掛けていく!

寂しい思いをさせていた嫁達を愛でる時間のはじまりはじまりだ!

パソコンを開きいざ、ネトゲのはじまりだ!


夜刀「やっぱり嫁は可愛いすぎる!

画面の向こう側から微笑みかけて来る」

「だからやめられないんだよなぁぁぁ」


嫁達の微笑みに悶絶しながらもニヤけが止まらん!

これが一日の楽しみ!幸せ!やめられないぜ!

と、思いながらネトゲを進めていく


数時間後、、、


時計を見ると12時をまわっていた。


夜刀「仕事がなければァまだまだやれるのに(泣)

「朝も早いし寝るか」


パソコンを閉じ、ベッドへと移動し布団を掛けた!

仰向けになり俺は天井に手を挙げ呟いた。


夜刀「こんな、人生。」

「世界なんて、俺がぶち壊してやる」

「おねがいします!俺を異世界へ」


すると、ベッドいや 部屋中がグラグラと揺れた


夜刀「なんだ?!!地震か?!」


俺はベッドから飛び起きようとするも動けない、すると俺の周りが煌びやかに光出した!

光出したのも驚きだが吸い込まれる感覚そして、体中ビリビリして痛かった。。。


夜刀「いってぇぇぇ、電気走ってる」

「ぎゃあああああああ」


そして俺は吸い込まれ目を開けると、何やら歪んだ空間にいた!こんな歪曲した空間は始めてで吐き気を催したが、空間の奥に一筋の光が見えた!


夜刀「光だ」

「気持ち悪っ、、、 全部出る。うぇぇぇ」


と、嗚咽しながら歩き出す!

だんだんと、光が大きくなっていく。

少しビクつきながらも、歩みを進めた!


夜刀「てか、もう限界だわ。

吐く吐く吐く吐く吐く!!!!」


限界突破し吐く寸前まで行き光の中へ

光を抜けると風が吹き、草花が広がっていた。

俺はそこで吐いてしまった(泣)


夜刀「おぇぇぇぇぇぇぇ」

「こんなことなら三半規管強化しておけば良かった。」


ブツブツ呟きながら、全て吐き、口を拭った!

その時、


女性「大丈夫ですか?」


凄く優しくて安心する、そのように思わせる綺麗な声が俺の頭上から聞こえて来た。

ゆっくり顔を上げ声のする方を見ると、


夜刀「可愛い。」


口が勝手に動いていた。


女性「えっ!!!///////」


素っ頓狂な声を出し驚いた。


夜刀「あ、すみません(笑)」

「ふぅーーー、ふぅぅぅ」


深呼吸して俺は聞いた!


夜刀「あの、ここは何処なのですか?」


女性は微笑みながら、こう言った。


女性「んー、分かりやすく言いますと」

「ここは、あなた方のいる世界では異世界と喚ぶ世界です!」


夜刀「へっ?!えぇぇぇぇぇぇぇ」


もう、ビックリ仰天何が何だか分からないが異世界に来てしまった!


夢にまで見た世界!

俺はこの世界で俺の求めていた世界でこれから生きていく!!!!











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