第3話 誰でもなる?

よく過敏症を紹介する本やサイトに、「誰でもなる可能性のある病気」って書かれてたりするけれど、私はこの言葉はあまり好きじゃない。


だって、どんな病気だってそうでしょ。

心臓病だって誰でもなる可能性あるでしょ。

ガンだって誰でもなる可能性あるでしょ。


特殊な人じゃないんだよ、環境病だからみんな無関係じゃないよ、って言いたいのだと思うけれど、そうは言ってもなりやすいタイプと言うものはやっぱりある。

太った人がなりやすい病気、痩せた人がなりやすい病気とかの程度で、過敏症になりやすい人、と言うのはある。


まず、視力が極端に悪い人。

テレビやパソコン画面で痛めやすいんだろう、多分。


あとは、知っていれば気がつくかも、と言う程度の話だけれど、私はもともと電気的刺激に弱かった。


昔のコピー機はたくさんコピーするのにすごく時間がかかったけれど、その間コピー機に張り付いていた私は、よく胸が痛くなった。


ディズニーランドの1日は、ハイキングの1日の10倍くらい疲れた。


高周波治療器の体験会、

「電気が今流れてます。わからないと思いますけどね」

「わかります」

私の他は、飛び上がって驚いたうちの犬しかわからなかったけど。


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