第4話 出会い

地之犬は、ずるずると、引きずる生きるために

重荷となる首輪を引きずって歩く。


天之馬は、出会った地之犬に聞いた。

あなたのその首についているもの、それはなに?

これは、首輪というものだ。

疲れ果てた地之犬は、ぽつりと応えた。


アクセサリーというんだ…。

もういない主人がくれたんだ。

もう、その主人の魂も、冥界へと運ばれていったんだ…。

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