第3話 先生、よろしくお願いします!(補習1日目)

ー次の日の朝。駅。

👑「梨乃ちゃ~ん!」

🍎「おお、佐奈ちゃん。補習の日なのに、テンション高いね。」

👑「あのね、みお姉が!あ、ロズブルのボーカルのね。」

🍎「うん、知ってるよ。」

👑「夜にみお姉の家で勉強教えてくれるんだって!澪姉、成績学年トップだから。いわゆる合宿、みたいな?」

🍎「よかったね。私もがんばらなくちゃ。」

👑「で、その合宿に梨乃ちゃんも来ないかって!」

🍎「いいの?毎日?」

👑「うん、お父さんとお母さんにも確認してもらったら、2人でも3人でも4人でも大歓迎だって!」

🍎「やった!午後からでもバンドの練習に参加しようと思ってたけど、補習終わらせることの方が先だもんね。じゃあ、今日の帰り、うかがおうかな。」

👑「そうだね!」


ー夕方。澪の家。

🍎👑「「おじゃましま~す。」」

🎤「いらっしゃい。梨乃さん。」

🍎「はい。本当にいいんですか?」

🎤「ええ、にぎやかになって楽しいわ。」

🍎「よろしくお願いします!」

👑「佐奈という名の魔術師のために勉強を教えてくださる神を超越した…。」

🎤「役に立てるようにがんばるわ。結局、課題とはなんだったの?」

👑「なんか、補習5日目にまたテストがあって、合格点に届くまで補習が続くんだって。」

🎤「大変ね。」

🍎「そうなんですよぉ。」

🎤「それじゃあ、早速合宿開始よ!私の部屋で、ね。準備はいい?」

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