前ゲー最強のゲーマーは、新ゲームでも無双する。
鮫紙 大使
第1話
「はぁー…なんかいいゲームないかなー…」
今年高校二年生になりゲーム大好き男の鈴原海斗は携帯を使い面白そうなゲームを探していた。
しかし、中々心底ハマりそうなゲームがなくため息ばかりついていると、クラスの中や学校中で話題になっているVRMMORPGの話しをクラスでしていた。
「いまレベル何レベー」
「俺いま36だよー!」
「まだまだだな!、俺は86だ!」
「すげえ!?」
海斗はクラスの中で話題になっているVRMMORPGに興味があったが、中学生の時にやっていたVRMMORPGに未練があったためソフトは持っているが、まだプレイしていなかった。
「ねぇ…海斗君?」
「はい……ん?、えっ!?、水原さん!?」
「ごめんね…急に話しかけちゃって」
「な…なんですか?」
「えっとー…このVRMMORPGやってる?」
海斗はクラスで1番人気の水原楓に話しかけられて動揺しながら周りの視線を気にしながら水原楓の質問に答えた。
そう言って水原楓は学校中で話題になっているVRMMORPGの
「あぁー…持ってるけどやってないなー」
「えっ!?、じゃあやろうよ!」
「えっ……いや俺は……」
「じゃあ学校終わったらゲームの中に一層の噴水の前にいるから!」
「えっ……ちょっ……と待って……」
そう言って水原楓は席についてしまって授業が始まってしまった。
海斗は心の中で不安しか残らないまま家に帰ると部屋に行って
「はぁー…やるしかないか…」
そう言って海斗は頭に
すると、海斗の脳波などを計測してすぐにユーザー登録画面に行くと目の前に一つのアクセス画面が出た。
「ん?、データ引き継ぎオプション?」
海斗はこのゲームをやったことがないのにデータの引き継ぎオプションの画面が出たので、驚きながらデータの引き継ぎオプションの画面にいきデータを引き継ぎ画面で引き継ぎをはいのボタンをクリックした。
すると、目の前に兎のアバターが現れたのを見た海斗はなんだこれと思いながら兎のアバターに話しかけた。
「あのー……」
「こんにちは!、クロノス様ですね!」
「えっ……いまクロノスって」
「はい!、このゲームはクロノス様のやっていたゲームのデータがコピーができるのです!」
「へぇー…じゃあ、前のゲームやってた人はみんなコピーできるか」
「いえ、条件をクリアした方だけのオプションです」
「条件って?」
「はい、一つはプレイ時間が四桁、二つ目はレベル四桁以上、三つ目は前作のゲーム神竜と邪神を倒した方のみとなっています」
「まじか……」
海斗は前作のゲームのコピーの条件が全て当てはまっているのと、この条件に当てはまっているのは海斗のギルドメンバーだけなのでもう勝ちゲーだと思いながら少し笑った。
「ちなみにレベルは10分の1になりますがその他は変わりません」
「あっ、はい」
「それでは始めます」
そう兎のアバターは言うと海斗は目を閉じると身体が前作のクロノスの装備になり目を開けると
「おぉー、ログインできた…あっ!、ステータスの確認」
クロノスはすぐにステータスを確認すると、レベル321、体力118920、攻撃22630、守備25640、素早さ23360、魔法攻撃20950、魔法防御24650となっていた。
それを見たクロノスはこれはひでぇと思いながら装備の確認をすると、武器に黒天剣・零丸と書いてあり防具には黒天具・零式と書いてあった。
「やばいなこれ」
クロノスは改めて自分のステータスや装備に驚きながら水原楓に勝手に待ち合わせされた一層の噴水に向かった。
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