2章 第24話 1年と数ヶ月ぶりに触れた彼女は⋯⋯
『⋯⋯助けて』
打ちひしがれた玲華を見て、電話越しでの彼女の声が蘇ってくる。
もしかして⋯⋯本当に玲華は、俺に助けを求めていたんじゃないだろうか。
この状況から助けてほしくて。この苦しみから解放されたくて。
俺は役者じゃないからわからないけども、役者にとって自分が作り込んだ役を否定されるというのは、自分が否定されるたも同然なのではないだろうか。
玲華は今、自分を全否定されて苦しんでいるのではないだろうか。
凛が自分を全否定されたと感じたように。
玲華もまた、今そうなっているのではないのか。
「玲華⋯⋯」
声をかけて、肩に手をかけようとすると。
「⋯⋯ダメ」
小さく震えた声で拒否された。
「ショーが優しいのはよく知ってるよ⋯⋯でも、今はダメ」
その姿はあまりにも痛々しくて、抱きしめてあげたくなる。罪悪感も背徳感も全部背負って、ただ目の前で泣き崩れる彼女を救いたかった。
「嘘ついて呼び出して、それでこんな泣き言行って慰めてもらってたら⋯⋯私、リンよりも、もっとズルい女になっちゃう」
苦しい時に苦しいっていうのはズルいのか。
凛も、玲華も⋯⋯どうしてそんなに自分に厳しく生きていられるんだ。
「⋯⋯こんなつもりじゃなかったのにな。ちょっと会って、話して、君をからかって⋯⋯それで元気もらいたかっただけだったのに」
思い出しちゃった、と大きく溜息を吐いた。
「一昨日もそう。他校の学祭であんなことするつもりなかった。あんな大事になんてするつもりなかった。ちょっとショーに会えて、ちょっと話せたら⋯⋯それだけでよかったのに」
「⋯⋯⋯⋯」
「でもさ、君達すごく楽しそうだった。私がこんなに苦労してるのに。腕なんか組んじゃって、私がしたかったこと、できなかったことしてて⋯⋯羨ましかった」
玲華は、俺が凛と2人で学祭を回っているところを見ていたのだ。
それでだったのか。
彼女があんな大胆なことをしたのは。本当に凛が憎かったのか。だから、ああやって大衆の前で凛を挑発して、叩き潰そうとしたっていうのか。
それに対して怒りを覚えないと言ったら嘘じゃない⋯⋯他にやり方があるだろうと言いたい。
でも、こんな風に玲華を苦しめている俺が、どの面下げて言えるっていうんだ。
何も言えない。彼女が苦しんでいるのは、俺のせいなのだから。
「ほんとは今日、無理矢理オフにされたんだ。役作りしてこいって言われて。そんなの、急に作り込めって言われたって⋯⋯無理じゃん。丹精込めて作った〝優菜〟を殺して、別人に変えろって⋯⋯1日で変えれるわけないじゃん」
玲華はまた顔を伏せて、静かに泣いた。
──無理じゃん。
こんな言葉が玲華の口から出てくるとは、思ってもいなかった。
どんな大変な事でも、なんでも軽くやってのける。それが久瀬玲華だと思っていたから。
でも、違ったのだ。俺からしたら超人みたいな玲華でも、無理と感じることがある。俺や凛のように⋯⋯諦める事がある。
俺は、何にも彼女のことをわかっていなかった。
「あの時さ」
「ん?」
「あの、自販機でコーヒー奢ってくれた時」
「ああ」
「ほんとは私が撮影の足引っ張ってたんだ。正確に言うと、私と準主役の女の子が、だけど」
俺にはあの時の玲華はすごく輝いていたように見えた。
それでも、ダメなのだろうか。そんなに厳しい世界なのか。
「私もだけど⋯⋯もう一人の子も結構キツそうでさ。笑うでしょ。主役と準主役がダメだしされすぎて撮影にならなくて、今日は私達抜きで撮影してるの。私達がいなくていいシーンの」
それでも玲華は逃げない。
彼女が強いから。
俺なら絶対に絶えられない屈辱にもこうして耐えている。たった一人、家族もいないこのアパートで。
「きっと、バチが当たったんだよね。リンにもあんなひどい事言って、結局自分もこのザマ。何がズルい、よね⋯⋯私が一番ズルいっつーの⋯⋯」
何も言ってやれないもどかしさ。
何もしてやれないもどかしさ。
「ごめん⋯⋯もう帰って。泣き言止まらなくなりそうだから」
自分よりもはるかに頑張っている子にかける言葉なんて、何もありはしない。
俺はあまりにも無力だ。無力すぎて、何も言ってやれない。
(だから、せめて⋯⋯)
黙って立って⋯⋯膝を抱えて座ってる彼女をそっと抱き締めた。
いつかのように柑橘系の香水の匂いで鼻孔が満たされて、一気に記憶が過去へと戻される。
1年と数ヶ月ぶりに触れた彼女はとても弱っていて⋯⋯冷たかった。
「ショー⋯⋯君、バカだよ⋯⋯」
バカだ。本当に。
どうしていいのかわからなくて、どんな言葉をかければいいのかもわからなくて⋯⋯結局こんなことしかできない。こんなことしたって、誰も救われないのに。
彼女はそれからも静かに泣き続けていた。
俺の肩をぎゅっとつかんで、嗚咽を殺すように。
そのまま何も話さないまま、時間だけが過ぎた。それから数分だろうか、何十分だろうか。時間もよくわからないが、しばらくそうしていた。
気持ちが落ち着いてきたのか、嗚咽が収まってくると、彼女はぽんぽんと、俺の肩を叩いた。
「⋯⋯ありがとう、もういいよ」
ゆっくりと彼女から離れる。
初めて見る、彼女の泣き顔。とても愛おしいけれど、そう感じてはいけないと思う自制心もどこかにあって。
本当に、俺は何を考えているんだろうな。
「私⋯⋯たくさんズルしちゃったから、ペナルティが必要だね」
「ペナルティ?」
「ううん、こっちの話」
言って、彼女は立ち上がった。立ち上がって、俺を追い出すように、背中を押してくる。
「わ、なんだよ」
「もういいから。ほら、帰った帰った!」
いきなり追い出される方の身にもなってほしいのだが、彼女の声はさっきよりも元気そうだ。正気がしっかりと戻っている。
押し出されるように玄関まで追いやられ、よくわからないまま靴を履かされる。
玄関に腰掛けて、座って靴を履いていると──そっと、彼女を後ろから俺に覆いかぶさってきた。
彼女の柑橘系の香りが、俺を包み込む。
「ショー⋯⋯ありがとう」
耳元でそれだけいうと、名残惜しそうに離れる。
帰り際に小さく手を振るので、それに応えて⋯⋯彼女の部屋を出た。
もう空には月が登っていて、暗くなっていた。
(結局、課題出せてないし)
もう郵便物はポストから収集されてしまっているだろう。
何やってんだか。
俺も、何やってんだか。
でも⋯⋯彼女が少し元気になってくれたかと思うと、なんだか少し心が晴れやかになっていて。
これでいいはずがない。でも、今だけはきっとこれでよかったんだと、自分に言い聞かせた。
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【後書き】
こんにちは、九条です。いつも読んで下さってありがとうございます。
僕が最初の方の後書きで「玲華が強すぎる」と言っていた所以がわかっていただけたかなと思います。ここらが彼女の最終形態でしょうか。笑
ちょっとここらでこの作品というか、久瀬玲華に対する私見を述べようかと思っています。あんまりこういうのは言うべきではないのですが、表面的なところだけ受け取られていそうな気がしたので、そういった誤解を解く為にもと思いまして。よかったら読んで下さい。
ただ、長いです。そして、かなり物語の見方が変わる可能性があります。なので、見方を変えたくないという人は読まないでください。僕の視点をちょっと見たいという人だけ、読んでみて下さい。あ、ちゃんと注意しましたからね。読んで文句言わないでくださいよ。笑
■寝取りについて。
さて、唐突ですが、僕は本来、寝取りとかを安易に出す作品が好きではないです。僕個人の考えですけど、身体で寝取るって短絡的で品がないんですよ。書き手としてもそっちの方が圧倒的に楽なわけで。
最近挙げた『幼馴染の知らない間に僕と先輩のミルクティーは目合っていた』の短編は、そういった自身への戒め且つ『想い出と君の狭間で』と対比してもらう為に上げました。あれは僕にとって〝品のない〟作品です。性欲に訴えかけて性行為に持ち込んだから勝ち、みたいな。浅いなって思います。
現実の恋愛感情ってそういうものではないですよね。仮に性行為に持ち込んだとしても、気持ちが本妻や本カノにあるなら遊びでポイされるだけです(『ミルクティー』では、最初は性欲に訴えかけて揺さぶりかけ、最後は主人公に選択権を与えた上で精神まで籠絡する、という〝品のなさ〟への小さな抵抗を試みています笑)。
ただ、妻が勇者に寝取られたのでスキル取得してざまぁするとか、そういう安易に寝取りを多用する作品がWEB小説には多いので、略奪=寝取り、みたいな思考回路にすぐなってしまう人が多くなってしまうのも無理はないと思います。ですが、結局身体だけ寝取っても自分のところには来てくれないので、意味がない。心を奪わない限り、真の略奪はないんです。
■第2章で表現したかったのは、〝心〟の略奪
この第2章『久瀬玲華』で表現したかったのは、玲華が全力で〝心を奪いに来る〟様です。
今作に於いては、冒頭の1話で「最近求めてこなくなった」と玲華が言っているので、二人の問題が身体で解決できるものではなく、心の問題だというのは、彼女自身が一番理解しています(1話『追憶』冒頭での玲華の服装を思い出してほしいんですけど、玲華は色気を出して彼女なりに精一杯誘惑しています。その色気を翔も感じている。でも彼は求めてこなかった。そこで、当時の彼女はもうダメだ、どうすればいいかわからない、と心が折れた←この辺の玲華の心理は32話『玲華』で彼女の発言によって匂わされています)。
再会してから玲華は翔をどきどきさせようと谷間を意識させたり芸人との性的な関係を想像させたりして彼をからかっていますが、こんな事で簡単に落ちるとも思っていないんです。そこはあくまでも彼女の遊び心で、からかって遊んでいるだけ。そこで揺らいでる様を見て楽しんでいる節はありますけども笑
真の狙いは、心をガッツリと奪いとる事。
■玲華が最強たる所以
玲華は、凛を貶めないし、凛の翔への信用を下げないし、体で誘惑するわけでもありません。彼女の立場からすれば、やろうと思えばもっと楽に翔と凛の関係をぶち壊して、翔を略奪させられたんです。
でも、玲華はそんな事はしません。それは、玲華が〝強者〟だからであり、これらの事をやる事は、おそらく彼女にとって〝ズルい〟事に当たるからです。それは彼女にとっての真の勝利ではありません。だからこの54話で翔をとっとと追い返したんですね。もっと〝ズルい〟事を自分がしてしまいそうになる、〝ズルい〟事への誘惑を自身が断ち切る自信がなかったから。
実はこれの布石となっているのが『第26話 レイカ』で出てくるインタビュー記事なんですけど、玲華は中学生の頃から『RINとなら真っ向勝負!』と言っていて、今回も真っ向勝負で凛に勝負を挑んでいるんですね。おそらく中学の時から玲華は凛が翔の事を好きなのを気付いていたからこう言っていたのではないかな、と思っていたり。
文化祭でも玲華は凛に対して喧嘩をふっかけていますし、こうした行動を読み解く限り、もしかすると、玲華にとって凛はずっと〝完勝したい女〟だったのかもしれません。それは恋愛的な意味でなのか、個々のプライドかはわかりませんけども、多分、友達であると同時に勝ちたい相手だった。だからこそ逃げた凛を許せず罵倒しまくったのかな、と今では思ったりします。
あ、ちなみにこれら僕の設定ではないです。基本的に登場人物の人格は僕の手を離れて勝手に動いて勝手に話してますので、僕も彼らの思考を断定できません。なので、プロットもよく無視されます。
■作者にとって想定外だった事
ちょっと脱線しますが(これは作者の勝手な悩みなのですが)、この53話・54話の流れは、完全に玲華が勝手に動きやがりました。僕のプロットでは、演技も完全無欠で犬飼監督がぐうの音も出ない完璧女優、そこに凛はどう立ち向かう?という設定でした。そこには、玲華が完璧だったからこそ、凛にも勝ち筋があったんです。それが、出来上がってみたら、このザマですヨ。
〝完璧だと思っていたのに実は完璧じゃなくて、本当は翔や凛と同じように挫折して苦しんでいた〟という、ある意味不完全だからこそ(男の目から見て、そして凛の目から見ても)最強でツヨツヨな玲華さんが出来上がってしまいました。これで翔と凛は『玲華が強すぎただけだった』という、言い訳というか心の拠り所を失ってしまうんです。
ぶっちゃけ大誤算です。僕の中では、〝ここまで強くなる予定ではなかった〟。でも、出来上がってしまったものは、明らかに僕の作っていたプロットよりも魅力的なものになってしまっていた。お陰様で、これより後のプロット改造も余儀なくされました。ほんと、やってくれましたね玲華さん。最悪です。
■この先どうなる
さて、こんなツヨツヨ最強玲華さんを前にして、凛はどう出るのか?玲華はどう追い打ちをかけてくる?というのが次章以降です。
いや、これ凛勝てなくない?ここから巻き返すの無理やんって思うでしょ?
実は一番作者がそれ思ってます。笑
どうすんだよこれ、と。なんで戦闘力53万になってんだよ、こんなに強くなったらもうどうしようもないだろう、カンストだよカンスト、無理ゲーと匙を投げたくなります。
でも、ただ、まあこれで凛が惨敗っていうのも話としてはつまらないです。それに、玲華は最強ですけども、その最強に立ち向かう凛の姿も僕は好きなので、このまま惨敗にはさせたくありません。何とかします(白目)東京のホテルで彼女が言っていた『私だって本当はもっとカッコイイ女なんだぞ』という姿を、まだ彼女は見せていませんからね。
ただ、この2人の姿はやっぱり美しくあってほしいので、中途半端な結末を上げたくありません。その為、更新頻度が下がります。それだけはご了承下さい。
■この小説の本当の主人公
この『想い出と君の狭間で』は、翔を主人公とした一人称で話が進んでいるのですが、僕はこの作品の主役は、〝凛と玲華〟の二人だと思っています。翔という人間の目を通して、凛と玲華を眺める物語という認識です。
その為、この小説において、勝ちヒロインとか負けヒロインとかいう次元で読んでほしくありません。どっちも主役なので、負けも勝ちもないです。翔がどちらかを選んだとして、それでどちらかの恋が実らなかったとしても、だからと言って片方はえんえん泣いてて可哀想だねとか、或いは選ばれなかった人の事は無かったものとしてそっとフェードアウトさせるとか、そんなクッソみたいな小説にはしません。そんなレベルの話とは同列に扱わないでほしい。
一つだけ言える事は、凛も玲華もカッコイイ女の子なので、仮に翔に選ばれなかったとしても、どちらかが敗者になる展開にはならないと思います。
ただ、ちょっとそこらが普通のWeb小説とは読み解き方が違うかもしれません。主人公に感情移入してヒロインとキャッキャウフフして楽しい気持ちいい、とかそういう次元の小説ではないので。2人の気持ちを想像して推し量る読み方ができない人にとっては、楽しみきれない小説かもしれませんね。まあ、実際にそれで楽しめなくて離れていった人が多いので、それはしゃーないです。結果が分かってないと不安で読めない、という人には向いてないです。僕からしたら、結果わかってる小説とか犯人わかってる推理小説と同じでつまらんやんって思ってしまうんですけどね。
■翔くんについて
さて、そして一応は主人公である翔ですけど、彼はクズ野郎だ!と思う人は多いと思います。感想欄でも散見されますね。笑
ただ、作者視点で言うと、一番可哀想なのは、実は翔なんですよね。
彼には、凛と静かにこの田舎で暮らしたいという本音が確かにあります。でも、そう思いつつも彼が無視しきれない状況を玲華に作られて、ずっと揺さぶられ続けている(玲華からすれば心を奪いに来ているので、当然)。しかも、玲華は自分が過去に傷つけてしまっていて、同時に未練もある元カノ。心優しい彼は、未練と罪悪感に苛まれ、玲華を無視できないんですね。で、こうしてまんまと玲華の謀略にハマってズルズルいってしまう、と。笑
もちろん彼がヘタレなのは間違いないですけどね。まあでもこういう状況になれば、普通はみんなヘタレるでしょ、とも思っています。笑
というか、彼がヘタレじゃないとこの小説成り立ちません。笑
■近況ノートに書かなかった理由
こんな話は後書きじゃなくて近況ノートに書けよって思うかもしれませんが、単純に54話まで読んでない人に僕の視点を読まれたくなかった、というのが理由です。ここまで読まないと、きっと僕の真意は伝わらないと思いますし、読んでないくせにぎゃーぎゃー言ってくる連中もめんどくさい。Web小説ウケしない、こんなストレス溜まりまくる話を54話まで読んでくれた人にだけ、こっそり僕の視点を教えたくなったというか、この小説ってこういう見方すると面白いかもよっていうのを伝えたくなったんです。
思ってたのと違うって言って怒らないでね。
■WEB小説と相性が悪すぎる拙書
僕の小説って、ほんとにWEB小説ウケしなくて笑
この『想い出と君の狭間で』は、ぶっちゃけこの54話まで読まないと良さがわからないと思ってます。この作品の問題点というか、三人の人間性が54話まで読まないとわからない。1章で凛について、2章の54話まで読んでようやく玲華の事がわかります。
『君との軌跡』に関しても同じで、あれも最低6~7章まで読まないと良さがわからない。一話完結に近い、ショートショートを連載して積み重ねていくスタイルのWEB小説とはひたすら相性が悪いんです。だからこそ重厚な物語になると信じていますが、そこまでみんな待ってくれない。笑
そもそも僕自身、小説とはある程度区切りが良いところまで一気読みするもの(というか一冊丸々一気に読むもの)と解釈しているので、前半では小さな布石をいっぱい散布するやり方を取っています。前半は「なんで?」と疑問を持たせる事に終始しているというか。
でもこの方法は一話ごと更新のWEB小説スタイルだと本当にストレスだと思うんですよ。ちなみに『想い出と君の狭間で』は今日で更新して50日目ジャスト。50日経たないと物語の前提が見えないとかもうそれ苦痛でしかないですよね。笑
なので、ここまでついてきてくれた皆さん、本当にありがとうございます。イライラさせてしまってすみません。そして、こういうスタイルなので、まだまだイライラさせると思います。笑
イライラしたくない人は最新作として公開している脳死ラブコメ『金髪クォーター美少女~』を読んでください。笑
■最後に
今回珍しく長い後書きを書いてしまいましたが、これを読んでから、もう一回凛や玲華を主人公と思ってこの小説を読むと、何か新しい発見があるかもしれんません。
なんというか、散々語ってしまいましたが、ここまでこの作品を読んでくれてる人にちょっと聞いてもらいたかった僕の気持ちです。笑
さて、長くなりましたが、最後にお願いです!
翔はクズ野郎だ!このヘタレが!と思った人は、☆を投げてやってください。笑
玲華推しと凛推しの比率も知りたいので、よかったらコメントに書いてやってください! レビューコメントとかも入れてくれるとめっちゃありがたいです。
そして、くっそ長い後書きを最後まで読んでくれてありがとうございました!
またよろしくお願いいたします!
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