第33話 プロポーズ

 また、セレスティーナに心を疲弊させられると思うと、正直萎える。一夫一妻と割り切って、セレスティーナだけにすれば解決するのか?いや、しないな。下衆の勘繰りをした挙句、キレる。多分、この繰り返しなのだろう。


 まだ、ソルティアーナの方が、落ち着きがある様に思う。どうすれば納得するのかが、解らないから余計に苛つくのだ。そう、何かを言いに来るのに、答えを持って来ないのだ。きっと、セレスティーナはセレスティーナの為に生きてくれる男でなければ駄目なのだろう。超絶美女なので、勿体ないが、諦めるのが1番かな。


 無理に付き合ってくれても、疲れるだけなのよな。少なくとも、今更シャルロットを捨てろと言われて捨てられると思えない。帝国に本拠地移そうかなぁ。あぁ、スコットの件があるから、駄目だった。


 やっぱり、湖の北側の調査を急ごう。


 取り敢えず、最近話をしていないソルティアーナの所へ顔出すか。と考え、部屋に向かった。いきなりドアを開けたら、何故か、着替え中だったので、そのまま鑑賞した。

「ルティ。発育がええのぅ、ジュルリ。」

 

 ソルティアーナは、顔を赤くして抗議する。

「もう!イヤらしいですよ。」


「何か疲れちゃってさ。癒してもらおうかと。」


「姉様ですか?」


「解る?」


「それはもう、マサキ様を疲れさせるのは、いつも姉様ですから。」

 と言って、膝枕をしてくれた。


「今回は駄目かな~と思ってる。あいつは、俺の何が良くて、付き合っているんだろうか。女心は分からん。」


「それは、仕方ないでしょう。マサキ様は男なのですから。」


「ただ、こう思うんだ。セレスはセレスの為だけに、生きてくれる男でなければ満足しないんだとね。」


 ソルティアーナは首を捻る。

「それは、どうでしょうか。ちょっと違う気がします。」


「それは、どう言う事かな?心当たりがあるなら教えて欲しい。」


「証と言うのでしょうか。が、欲しいのだと思いますよ?」


「ん?意味がわからないな。」


「簡単に言うとですね、抱いて欲しいのだと思います。」


「いや、セレスは毎回こうなるから、怖くて抱けないんだよ。年齢云々言って誤魔化してはいるけどさ。ぶっちゃけ、ルティもシャルも抱きたい。でもね、セレスの不安定さを考えると、セレスを抱けないから、ルティもシャルも抱いていないだけなんだよ。今なら、セレスには手を出していないから、引き返せるだろ?」


「それが駄目なんだと思います。多分、姉様の中では、メイリーナ母様には適わないと言う思いがあると思います。だから、いつか捨てられるんじゃないかと言う恐怖があるのだと思いますよ?」


「そう言う考え方もあるのかぁ、確かに俺にはメイリーナが必要だ。それは、俺の中で燻り続ける、理不尽を目の前にすると目を覚ます獣を御せるのが、メイリーナしかいないと思うからだ。だが、そこと比べられてもな。年季の問題もあるのだしなぁ、難しいなぁ。」


「思い切って抱いちゃったら良いじゃないですか。」


「じゃ、俺がルティを抱いて良いか?と聞いたら抱かせてくれるか?」


「良いですよ。寧ろ待っています。早く貴方の女にして欲しいです。婚約って言っても安心は出来ませんから。」


「え?婚約って安心できないの??」


「ええ、王族にとって婚約など意味を持ちません。いつでも反故にされますから。」


「マジかぁ~、俺のいた世界ってね、婚約って一種の契約なんだよね。だから、簡単には破棄出来ないんだよ。婚約不履行って多額の慰謝料払ったりする必要があるんだ。こんな所にも価値観の相違があったのか……。だから、セレスは俺を信じきれないと言う事なのか?」


「恐らく、そうだと思いますよ?」


「ルティも、した方が安心?」


「ええ、我慢しろと言われれば我慢はしますけど、状況によっては、抱いてくれないと怖くなっちゃうかもしれません。特に、姉様は、メイリーナ母様と言う大きな人が目の前にいるので。それに、マサキ様、母様を抱いたでしょう?」


「あぁ……、理解した。ルティはまた今度な。じっくりたっぷりイヤら~しく抱いてやろう。」


「えへ、待っています。」


「ありがとな。あいつがどうして欲しいのか、わからなかったから、助かったよ。」

 そう言って、ソルティアーナの部屋を出た。


 そして、隣のセレスティーナの部屋へ入った。

「あ、マサキ様……。」


「お前がどうして欲しいのかが、全然わからなかったが、その答えをソルティアーナが持っていた。抱いて欲しいのか?」


「…………はい。」


「お前がそれで安心するのなら、俺は自分の矜持を曲げるぞ?婚約と言うものが王族にとっては殆ど意味がないと聞いた。それは本当か?」


「ええ、何の意味もないと言って良いと思います。」


「なら、何で婚約で良いと言ったんだ。俺の世界の婚約と言うのは、一種の契約なんだ。履行されない事は、不貞でもない限り殆どない。多額の慰謝料も必要になるしな。だから、言ったろう。世界が違えば価値観も違うのだと。

 ここは、お前達の世界だ。セレスが安心する為なら、俺の倫理観など捨ててやろう。」


「マサキ様……。ごめんなさい。本当にごめんなさい。」


「俺だって、我慢していたんだ。セレスを抱きたくても、俺の心がもたないと思ったからだ。罪悪感でな。だが、それがお前を苦しめているのなら、俺が折れる。本当は滅茶苦茶抱きたいのを必死で我慢していたんだ。だから抱いても良いか?」


「お願いします。」


 もう駄目だね。だけど、世界が違えば価値観は違って当たり前なのだ。仕方がないと言う事にしておこう。


 この日、セレスティーナを女にした。3回もしちゃったけど、後悔も反省もしていない。考えてみれば、日本でだって、女の子は16歳以上なら、結婚前提であれば問題ないのだ。婚約者なのだ、問題なかろう。一生懸命言い訳しちゃったけど、もうしちゃったもんね。

 て言うか、婚約に拘ってたのって、しちゃいけねーと思ってただけじゃん。結婚してしまおう。そうすれば、やりたい放題じゃないか!


「セレス、結婚しよう。考えてみたら、婚約に拘ってたのって、抱いちゃいけねーと思って婚約にしていただけだった。もう、しちゃったし結婚すっか?」


「……はい。嬉しいです。」

 セレスティーナは涙でぐちゃぐちゃになっていた。


「学生結婚て結構ある?」


「無くはないですよ。」


「なぁセレス、本当に俺で良いのか?あんなに不安定だったが……。」


「マサキ様を愛しています。母様を抱いたのに、私は…と思うと不安だったのです。」


「あーやっぱり、そこか。俺には、メイリーナは必要だ、そこは否定しない。なぜかと言うとな、俺の中で未だに燻り続ける猛炎、理不尽を目の前にすると、目を覚ます獣を御せるのが、メイリーナしかいないからだ。これをセレスの歳で出来たとしたら、最早、人間ではないだろう。まぁ、シャルロットは年齢を詐称しているような気がするが。」


「そうなんですね。」


「なぁ、一夫多妻の良い所ってこう思うのだ。1人1人が違う役割を持てるのだとな。メイリーナみたいな役割もあれば、癒し担当シャルみたいのもいれば、エロ担当セレスみたいなな。」


「どうして、私はエロ担当なんですか?」


「だって我慢出来なかったの、セレスだけだもん。」


「うぅ・・・」


「例えだよ例え。役割なんて、結婚してから探せば良いんだよ。」


「はい!」


「つーかさ、まだ婚約発表してないけど、やっちゃって良かったのか?」


「あ、、、、」


「まぁいいや、乙女みたいな顔しておけ。」


「そう言えば、コーラル公爵から娘もらってくれって言われてんだけど、シリル嬢ってさ、助平駄目じゃなかったか?」


「駄目ですけど、マサキ様は良いみたいですよ?」


「なじぇ?」


「爽やかな助平だから気にならないそうです。」


「逃げ道はない感じ?」


「無いと思いますね。」


「屋敷が隣な時点で作為的な物は感じていたが……。仕方ない腹を決めるか。

セレスとやっちゃったからなぁ、みんなやらないとなぁ……。まずは結婚か。」


「急に現実味が出て来ました。私、もうブレません。迷惑掛けてごめんなさい。」


「今は、その言葉を信じておく。あんまり疲れさせないでくれよ?死んじゃうぞ、俺。もう、お前は俺のもんだ。死ぬまで傍に居ろ。」


「はい。」


「あれだけ、ブレッブレのセレスに婚約破棄と言わなかった俺を、信じないとかありえねーだろ。」


「そう…でしたね。」


「まぁ、いいや。ちょっと根回しに行って来る。いきなり結婚と言われても困るだろうし。セレスは、もう少し、自信と余裕を持て。」


「はい。承知しました。」


「じゃな。」

 と言って、部屋を出た。

 きっと、明日は、セレスティーナの歩き方が、おかしいと話題になってしまうのだろう。もう知らね。





 部屋を出たマサキは、メイリーナの部屋に向かった。

「メイリーナ。」


「はーい。」


「王族の婚約に意味などないと言うのは本当か?」


「あー、そこ突かれちゃったの?」


「んまぁな、仕方がないから、俺の倫理観を曲げる事にした。それで安心するならと思ってな。曲げた以上、結婚しようと思う。」


「そうなるわよねぇ。」


「何か問題あるか?」


「いえ、特にないけれど、私を意識しちゃったんだろうと思ってね。」


「それは仕方ないだろう。俺が我慢出来なかったのが、いけなかったんだから。後悔も反省もしていないけどな。メイリーナを愛してしまったのも、欲しいと思ったのも事実だし、今更返す気もないしな。お前は死ぬまで俺のものだ。」


「私もよ。死ぬまで貴方のものよ。心から愛してる。」


「するか?」


「セレスとしてきたのでしょう?」


「あ、気にするんだ。」


「いえ、そうじゃなくて、出来るの?」


「なんだ、そんな心配か、大丈夫だ、3回しかしてないから。」


「普通は3回も出来ないのだけど……。」


「俺は絶倫だからな!」


「本当にね。」


「メイリーナが辛い様なら、遠慮するが?無理をさせるつもりはないんだ。ただ、メイリーナの妖艶な美貌を見ていると、したくなっちゃうから帰るけどな。」


「私は良いのよ。貴方には目一杯愛してほしいから。」


「若いなぁ、ちょっと激しくしても良いか?」


「ええ、来て。」


 メイリーナの美貌にやられちゃった、俺のコルトパイソンが6発撃ち切っちゃいましたさ。終わってから気が付いたんだが……、親子丼してしまったね。

もうね、駄目な気がする、俺の倫理観はどこに行ったのだろう。




 結局、メイリーナのベッドで寝てしまった、鬼畜ロクデナシのマサキは、マタヤッテシマッタと反省の弁を述べながら、朝飯を食いに行った。

 そこでサラビスと少し話をした。


「事務折衝なんぞに付き合わなくても、皇帝と会談すれば良いじゃないか、貴重な意見交換の場を削る事もないだろう?テリウスがまだ、何かしそうだし、出来るだけ離れていた方が良いぞ。」


「確かにな。かなり陰湿っぽいな。」


「そうなんだよね。しかも、救い様のない馬鹿だからな。」


「ふむ、気を付ける様にする。」


「ところでさ、話変わるんだけど、婚約やめて、結婚するわ。」


「ほう、どうしたんだ?」


「いやな、王族の婚約って意味ないんだって?俺のいた世界じゃ、婚約って契約だからさ、相手に不貞でもない限り、反故になる事ってないのな。だけど、王族の婚約が意味がないって事で、セレスが不安定になっちゃってさ。んで、セレスが安心するんだったら、俺の倫理観なんか曲げてやろうと思って、セレスを女にしちゃったんだよね。だったら、もう、もらってしまえと思ってさ。」


「そうか、世話を掛けたな、だが、俺も嬉しいよ。結婚については、何もしない訳にもいかないから、考えておく。」


「うん、頼むよ。セレスとソルティアーナとシャルロットも一緒にやってしまおう。場合によってはシリル嬢もかな。」


「覚悟を決めると早いのだな。マサキは。」


「決めた以上、考えても仕方ないからね。それに結婚してしまえば、セレスティーナにも落ち着きが出るかなと期待もしているんだ。」


「そうか。ついに息子になるのだなぁ。」


「そうだな、親父」





 マサキは、弥助と椿に王の護衛を頼み、学校へ行く事にした。学校に着いたマサキは、教室に向かった。


「ホームルームを始めるぞー。出席は…全員いるな。シリル。」


「はい。」


「結婚するか?」


「はい?誰とですか?」


「俺と。」


「え?」


「嫌なら構わんが。」


「どういう事ですか?」


「ん?コンスタンにな、娘をもらってくれと言われたんでな、散々パンツ見た仲だし良いかなと思ってな。」


「えーと、こんな所で恥ずかしいじゃないですか。」


「あ、そういう物?」


「そう言うものです。けど、お願いします。」


「おう、じゃ、よろしくな。」


 クレイブが大爆笑だ。

「先生、軽いな!」


「馬鹿野郎。重くしてどうすんだよ。ちょっと軽めが丁度良いんだよ。」


「いやいやいや、おかしいって。」


「そうか?シリルは可愛くて美女だぞ?くれるって言うならもらうだろ?まぁ、ちょっと麻痺はしてるがな。セレスとシャルももらうしな。」


「えー!?クラスの女子半分持ってくの?」


「仕方ないだろ?色々頼まれるし、みんな超絶美女だぞ?断るなんて、俺には出来ません。クレイブもな、宮廷魔法師になれば、モテモテだぞ?可愛いメイドさんがいっぱいだぞ~。王城のメイドって絶対顔とスタイルで採用していると思うんだ。」


「マジか?俺、宮廷魔法師になれる?」


「お前、誰の教え子だと思ってんだ。入隊即エース。そもそも、無詠唱で魔法をバンバン撃てる奴いないし。」


「超やる気出て来た。」


「てか、このクラスで宮廷魔法師団に入れない奴いない。自信持って良い。」


「「「まじか!」」」


「エリートだからな。頑張れよ。」




 と、シリルにプロポーズもしたし、後は講義して、王城だな。

「あ、シリル。」


「はーい。」


「帰り、ちょっと付き合ってくれ。」


「はい。」


 と、講義が終わり、下校の時間。シリルと一緒に宝石商へ。


「また、見せてよ。」


「いらっしゃいませ。いつも有難うございます。どうぞ、こちらへ。」


 やはり、中々の品揃え、だが、シャルとメイリーナの物に匹敵する物はなかったが、グリーンダイヤがあった。


「お、これくれ。」


「やはり、見付けられてしまいましたね。」


「200万リルになります。」


「あいあい。ギルドカードで頼む。」


「こちらへサインを。」


 マサキは、サインをして、商品を受け取った。


シリルにその場で薬指に指輪を嵌めてやった。

「きれー……。」


「グリーンダイヤモンドって言う、金剛石に緑色がついた物でな、58面にカットしてあるんだが、質が良いんだ。それ、婚約指輪な。結婚するまでつけておけ。結婚したら、外出時なんかに使えば良い。結婚したら結婚指輪をお揃いの奴つけるからな。」


「はい。有難うございます。先生、お金持ちなんですか?」


「金持ちかどうかは知らんが、困ってはないな。ギルドの口座に5億くらいは入ってるよ。別に10億くらいあった気がする。」


「お金持ちです。冒険者って儲かるんですか?」


「ん~、俺は取分け高いんだよ。依頼料がな。ま。隣に住んでるんだし、いつでも遊びにくれば良い。結婚式?なのかどうかわからんが、サラビスが考えるって言ってたから、セレスと一緒に結婚しよ。」


「はい。嬉しいです。」


「そうか、それは良かった。隣なんだし一緒に帰ろう。」


 シリルを公爵家に送って行き、王城へ向かった。

王城に着くと、会議室に向かった。休憩中の様だったので、コーラル公爵に言っておいた。

「今日、シリル嬢にプロポーズした。なんか喜んでたから、もらう事にしたよ?」


「おお、それは嬉しいねぇ。よろしく頼むよ。」


「こちらこそ!」




 そのまま、シャルロットの部屋に向かった。

「シャル。」


「はいはい。」


「事が前後して申し訳ないが、結婚してくれ。」


「え?良いのですか?」


「あぁ、知らなかったんだ。王族の婚約なんて、意味がないって事をな。だから、セレスが不安定だったんだよ。

 だったら、俺の倫理観なんか捨ててしまおうと思ってな。今更、シャルもセレスも失いたくないしな。特にシャルは俺の精神安定剤なのでな。」


「お役に立てていたのです?」


「シャルがいて、どれ程救われた事か。やっと言える、これ言っちゃうと歯止めがきかないと思って言えなかった。シャル、心から愛してるぞ。」


「嬉しい……。」

 シャルロットは大粒の涙を零した。


「一応、結婚式?みたいな物をサラビスが考えてくれるみたいだから、セレスとシャルとルティとシリルと一緒にやろう。そして幸せになろう。」


「はい。」



 マサキは、最後、ソルティアーナの部屋へ向かった。

「ルティ。」


「はーい。」


「昨日は、ありがとな。正にその通りだった。」


「やっぱりですか。でも、良かったです。丸く収まったのでしょう?」


「まあな。それでだ、俺が婚約に拘っていた理由はわかる?」


「えと。18歳になるまで結婚しないから?」


「正確には違う。俺が結婚ではなく、婚約に拘っていたのは、18歳未満の女の子を抱いてしまう事に忌避感を持っていたからなんだ。考えてみたら、元いた世界でも、女の子は16歳から結婚出来るんだよ。で、結局セレスを抱いてしまっただろ?だから、婚約に拘る必要が無くなったんだ。

だから、ソルティアーナ。結婚しよ。」


「えー、良いのです?嬉しいです。もう取り消しとか嫌ですよ?」


「あぁ、結婚しよう。セレスとシャルとルティとシリルと一緒に結婚式して、幸せになろう。」


「旦那様。末永く宜しくお願いします。」


「あぁ、こちらこそ、よろしくな。」



 こうして、プロポーズしまくった、マサキは、弥助より早くなっちゃったなと自嘲気味に笑うのだった。












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