ダンジョンデータ
第五章終了時の、カイトのダンジョンデータをまとめる。
ダンジョンコアLv,6
ポイント残高:51200
・〈マスター〉カイト
本名、鳴上海人。
オーストラリア大陸を流浪中の彼に素養を見出し、スカウト。彼は各地を流浪していた経験があり、その経験を生かしてダンジョンを経営する。
心優しい性格の持ち主ではあるが、仲間を害する相手には容赦がなく、森一帯を火にかけるなど、大胆苛烈な策を執る。
また「何とかなる」と楽観的に笑う一面、それを「何とかする」ために陰で努力することもしばしば。
かつての経験のせいか、家族を失うことに極端な恐れを抱いている。
・〈ボス〉フィアルマ Lv,15
幼き火竜。陸竜の血を濃く引き、膂力が強い。愛称、フィア。
普段はセーラー服を着用。運動時はブルマ。
長い金髪に紅い眼。ポテンシャルが高いものの、ポイントが割に合わないため、さまざまなマスターから敬遠され、『はずれ』としての劣等感を帯びていた。
だが、カイトの明るい笑顔、その裏に秘められた努力を知り、彼を補佐するように最善を尽くすようになり、次第に惹かれていく。
今でも劣等感を帯びているときがあり、時折、こじらせて拗ねるときも。
彼が熱で倒れたときを機に、関係を深めて、公私に渡る相棒に。
妹のローラの胸が大きくなっているのに、自分は大きくならないのが悩み。
・ローラ Lv,12
幼き火竜。翼竜の血を濃く引き、翼を生やして飛行可能。
普段はブレザー姿を着用。運動時はブルマ。
長い金髪に紅い眼。普段はツインテールに結っている。フィアとは姉妹関係で、同じく『はずれ』とされていた。
明るく無邪気で悪戯好きなところがある一面で、相手の気の障るところには触れないようにする気配りができる子。だが、カイトやフィアの関係に遠慮し、一歩引いたところにいる傾向がある。
そのため、他人の幸せを優先する一方で、自分を軽んじる一面も。
その遠慮の結果、飛び出してしまったローラをカイトが慰めたところで、関係が深まる。姉と共に、公私に渡ってカイトを支える。
最近、胸周りがきついのが悩みだが、フィアが貧乳なので言い出せない。
・エステル Lv,28
戦狼の茶髪の少女。顔が端正だが、火傷の跡が大きく目立つ。
普段はメイド服。無表情だが、感情は犬耳や尻尾で表現する。ぽつぽつと言葉を紡ぎ、あまり饒舌ではない。
かつて、別のダンジョンで仕えていたが、捕らわれて奴隷に。
冒険者の主人と共にカイトと戦ったが、敗れて傘下に降る。
気配りができ、縁の下の力持ちとして活躍している。カイトの手料理がお気に入り。下働きのキキーモラたちをよく指揮している。
・ヒカリ Lv,3
元、ダンジョンマスター。
黒髪ロングで吊り目がち。賢く聡明であるが、悪知恵は回らない。
元々、大卒の社会人だったが、スカウトされてマスターに。知恵と手腕で経営を続けていたが、襲われたエルフたちを保護したところで、ポイントが行き届かなくなり、配下を守るためにカイトの庇護下に降る。
人間であるため、戦闘能力は皆無に等しいが、その豊富な知識でカイトの戦術を補佐していく。
・シエラ Lv,11
ヒカリのダンジョンのボスであったドウェルグ。
浅黒い肌をした少女で、二本の角や鉤爪、鋭い犬歯を持つ。
ヒカリに心酔しており、ヒカリも妹のように彼女のことを思っている。そのため、彼女をバカにしたローラを嫌っている。
だが、見た目を気にせず、むしろ、彼女の腕を買ってくれるカイトには割と好感を抱いている。その身に染み込まれた、鍛冶の技術を振るい、銃の試作に努める。
・ソフィーティア Lv,42
ヒカリのダンジョンの一員だったエルフ。
くすんだブロンドの金髪。きりっとした聡明な顔つき。スタイルも引き締まっている。ヒカリに庇護されたエルフのまとめ役である。
百年生きていることもあり、魔物についてフィア以上に知識がある。
また、頭の回転も速く、カイトの思惑にすぐ感づく。
カイトから与えられた土地で、エルフ村の再興を目指している。
・コモド
ダンジョンの案内人。コモドドラゴンをデフォルメしたような造形をしている。
神の使徒であり、異世界を行き来しながら、ダンジョン経営の素養のある人間を集めている。割と親身に相談に乗ってくれる。
魔物たちに対して愛着があり、魔物たちを大事に扱うカイトの好意的。
作者曰く『声はきゅ〇べぇをイメージしている』そう。
・その他存在する種族
キキーモラ×30
トロール×5
ゴーレム×5
・ダンジョン構造
一階層:地上部分。面積の半分がジャングル、半分は村になっている。
二階層:三和土で構築する迷宮。現在、建築中。
三階層:まだ未着手。ヒカリたちが居住。
四階層:ボス部屋予定。まだ未着手
五階層:カイトたちの居住区画。
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