誕生日会

34歳になった。よくこの一年生きてきたなってのが正直な思い。いや、回りに生かされてなんとかやってこれたんだと思う。てか、てっきり去年誕生日に起訴された思ってたけど、1日前の間違いだったんかな。記憶ってあいまい。


でも、34歳の誕生日は、この先も忘れないでいたい。16日に、1日早いけれど、お世話になってる女性宅で誕生日会をしていただいた。というか、


なんとその女性と僕は同じ5月17日生まれ。


最初聞いたときは驚いたし、やっぱり縁みたいなものを強く感じ嬉しかった。


だから、ご主人さんも含め一緒にお祝いしていただいた。

そうしたら、途中でサプライズゲストが……


女性の息子さん。


どこかで書いたかもだけど、前衆議院議員。

ちなみに来年あるだろう選挙にも立候補する人。


ってゲストはむしろ自分の方だよね。

親子水入らずのなかに呼んでいただけて本当に感謝しかない。


息子さん、42歳で僕とそんな変わらない。

生き方は全く違うけれど。

何度も党の宣伝などではお会いしたけれど、こうやって家で食卓を囲んでお話するのは初めてだった。


僕なんかの話もしっかり聞いてくれて、もちろんこれはお世辞が強いだろうけど、僕なんかの未来を期待してくれてるって言ってくれて、本当に嬉しかった。

別に肩書きがある人からとか全く関係なくて、そんなふうに言ってくれる人なんて、息子さんと、女性とご主人だけだから。誰かに期待されることなんて、今の僕にはないことだから。


しかも、僕の過去のことを知った上で期待をしてくれるなんて、本当に言葉にならない。でも、まだその期待にすぐ応えられる強い人間ではないということを、僕自身もわかっている。

女性も常々長期的に考えてるから焦る必要ない、っていってくれる。10年以上もスロットばかりしてきたんだから、大変なのはわかってるって。


こんな一つのテーブルを囲んで誕生日を祝うのなんて一体いつぶりだっただろう。

誕生日を一緒に過ごせる人がいるということ、それだけでも本当にありがたいこと。

今はまだ、お世辞かもだけど、実際に期待してもらえる人間になりたいし、何より期待に応えたい。そして、心配はかけたくない。結局はさ、


過去じゃなく、これから僕がどのような生き方をするかだよね。


34歳になっても、正直まるで実感がない。年齢にというよりも、人間としての成長の部分で。つまりは、スロットばかりしてきて全く成長できていないからだと思う。

一日一歩、いや半歩でも良いから日々進んでいけるような生き方をしたい。

きっと後ろへ戻される、いや自分から後ろへ下がるようなことをするだろうけど、そこでまた前へ進めるようにしたい。


あとね、正直母が僕の誕生日どう思ってんのかなってふと思った。

誕生日は生んでもらったことに感謝をする日だともよくいう。

うん。素直に生んでくれて、育ててもらったことには感謝しています。その感謝の気持ちを、今はもちろん、これまでも伝えてこず、本当にごめんなさい。


34歳派遣社員逮捕歴1回+自己破産1回+童貞、になりました。これからもよろしくお願いいたします。



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