依存性の僕が思うコロナとパチンコ#3

休日でも最近凄く朝早く起きる。

でもそれが良い。寝るのも大切だけれど、昼過ぎに起きていたら、あっという間に一日終わるし。


スロットしてた頃は、開店前には必ず目覚め、店に行き朝から金が続くまで打っていた。


本当、操り人形みたいに。


いや、自分の意思で行ってるんだけど、もう自分をコントロールできていなかった。

身体がしんどいときも、何か他のしなければならないことがあるときも、僕は必ず朝からスロットの前にいた。


楽しい訳じゃない。むしろ辛い。お金がどんどんなくなることに、常に緊張状態におかれ苦しい。


それでも僕は、いつもスロットの前にいた。


コロナによるパチンコ屋の報道を見て、こんな依存性の気持ちをわかる人なんていないと思う。


こんなときにパチンコ、馬鹿じゃないか


そう思うのが当然。  


でも、僕にはわかる。店に並んでいる人間の中には、もう自分をコントロールできなくなっている人間がいることを。


僕にはわかる。店に並んでいる人間の中には、楽しさでなく、辛さや苦しさを感じているのに、パチンコを打っている、いや、打たされている人間がいることを。


だからって擁護する訳でない。


結局は、自分のことしか考えていないんだと思う。そりゃ、パチンコして自分が感染するのは勝手だけど、それを誰かにうつしたらどうするの?

そんなことにさえ頭がまわらなくなっているんだろう。それか、それをわかっていても、自分をコントロールできないんだろう。


僕だって、いつも行く店が営業を再開したら、そうなってしまうかもしれない……。


自分はもう大丈夫、そんなこと一生言えない。


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