折り紙

おいしいものも 好きな音楽も

電話してくるタイミングも

なんでってくらい ぴったりだった

このしあわせが 変わるはずなんてない

ずっととか 永遠とか

そういうものを信じてた


いつからか


食べたいもの 見たいもの

声をかけてほしい そばにいてほしい

そっとしておいてほしい たすけてほしい

思いやりが思い上がり


少しずつ ほんの少しずつ 

折り紙の 合わせ部分がずれていく

できるはずだった形とは

なんか違って見えてくる


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