藍色ことば

ほっこりポルノ

ぺらんぺらん

きょうもぼくは　

あの公園を散歩しようとおもった

きのうのかなしさを

忘れてしまいたいとおもったからだ

帰りにコンビニで

ジンジャーエールを買うんだ

きみがすきで、ぼくは苦手だったやつを

ぺらんぺらん

ちがうよ

ぼくはひとりなんかじゃない

だってさ

ほらね　見て

ぼくのことばに

いつも共感してくれるひとが

こんなにたくさん　いるんだから

ぺらんべらん

どうしてだろ

怒ってるひとがいる　たくさんいる

ぼく　なにかいけないこと　

言っちゃったかな

ぼくはぼくの感性に素直になって

ありのままを　書いただけなのにな

だれかを傷つけるつもりなんて

ちっともないのにな

みんな　なんだか怒りっぽいな

生きづらい　世の中だな

あなたのことば　すごく好き

応援してます　心配してます

負けないで　がんばって

ほらね　ぼくにはちゃんと　

わかってくれる仲間がいるんだもの

だからだいじょうぶ

これからも

みんなが見たことないような

みんなが気がつかないような

ちょっと奇妙な体験や

日常のささいなできごとなんかを

やさしく　たのしく　

あったかいフィルターをかけてみせれば

うれしくなったり　せつなくなったり

こころがぽわんと　するはずなんだ

ぺらんぺらん

ねえ　まだ怒ってるひと

ぼくさっき　ちゃんとあやまったでしょ

なんでそんなにこわい顔してるの？

ぼく　あなたになんかした？