白狐姫と白狐隊のひそひそ話

白狐姫と白狐隊

眼を見つめて!一歩前へ!

コロナの影響がまた世界的に大きくなっており、

日本でも第3波の感染拡大が広がりつつある様です。

寒くなって来ましたし、景気も良くないし、

何かと世知辛い世の中ですが、

こういう時は心を勇気づける戦いの英雄達の言葉を思い出し、

勇気のおこぼれを貰うのも良いかも知れません。

なので、私の好きな英雄達の言葉を書き出してみたいと思います。


ハインツ・グデーリアン(ドイツ陸軍大将)

【前方の状況が不明だと?よろしい、ならば攻撃前進だ!】

※第二次世界大戦初期のフランス電撃戦の最中、

斥候から前方の状況が不明だという報告を聞いた時の言葉。


フェルディナン・フォッシュ(フランス陸軍元帥)

【我が右翼軍は押し込まれ、中央軍は崩れつつある。

撤退は不可能に近い。素晴らしい状況だ!さあ!攻撃するぞ!】

※第一次大戦中、ドイツ軍の猛攻を受け、苦戦する中、

全軍に宛てて発信したメッセージ。


ホレイショ・ネルソン(イギリス海軍提督)

【絶体絶命の時は、絶対絶命の手を打つのだ!】

※トラファルガーの海戦でフランス海軍を破った秘訣を聞かれた時の言葉。


カール・フォン・クラウゼヴィッツ

(プロイセン軍人。有名な軍学者)

【豪胆でない者は、絶対に名将にはならない】

【迅速は敵の100の手立てを未然に防止する。

故に指揮官は常に迅速であらねばならない】

※部下に名将の条件を講義した時の言葉。


ウィンストン・チャーチル(イギリス首相)

【戦争において防御とは、破滅への道である】

【我々は海で戦おう。海で敗れたのなら、海岸線で戦おう。

海岸線で敗れたなら陸で戦おう。草原で戦おう、丘で戦おう、

我々は絶対に降伏しない!】

※第二次世界大戦中の有名な演説での一節。


フリードリッヒ二世(プロイセンの大王)

【攻撃的な指揮官は、防御的な指揮官を怖れない。

主導権を握り、必ず最終的には勝利する!】

※7年戦争中の有名なセリフ。


栗林忠道(日本陸軍大将。硫黄島守備隊指揮官)

【突進!それが騎兵の本領である!】

※常日頃、部下に訓示した言葉。

硫黄島での最後の突撃は、その言葉通りであったという。


カール二世(スウェーデンの大王)

【そうだ!これが余の音楽だ!】

※轟音と共に砲弾が降り注ぎ、弾雨飛び交う戦場での言葉。


ジョージ・パットン(アメリカ陸軍大将)

【一週間かけて作った完璧な計画よりも、

その前の週の60%の計画で始める事が重要だ。

戦争の計画に完璧なものはない。

あるのは概ね良好だけだ!

相手より先に前へ進め!それを優先せよ!】

※部下の参謀に向けての言葉。


ロバート・エドワード・リー(アメリカ南北戦争時の名将)

【防御するには弱すぎる。だから私は攻撃した!】

※南軍の基本戦略を聞かれた時の言葉。


ドワイト・アイゼンハワー(アメリカ陸軍元帥)

【指揮官というものは、常に楽天的であらねばならない】

※指揮官の在り方について問われた時の言葉。


エルヴィン・ロンメル(ドイツ陸軍元帥)

【いつまでに?と問われた私は常にこう答えた。全速力で!と】

※同じ元帥に参謀の統率法を聞かれた際、話した言葉。


大きな人間の集団には、大なり小なり虐めが存在し、

虐め側のリーダーは、ターゲットを絞って攻撃する事が多い…。

ひとりを攻撃する事で、周りに【あいつの様にはなりたくない…】

と思わせ、その集団を自分の思い通りに統制しようとしたりします。

会社の上司がこういうタイプだと困ってしまいますが、

これを逃れる心理学的方法があるそうです。

それは心理学的な反撃…。

やり方は簡単です。

一歩前に出て相手の目を見つめる。それだけです。

人間には一定以上の距離を詰められると後退する本能があり、

同時に眼を見つめられる事で、反撃されたと感じる訳ですね。


まったく反撃をしないと一方的なターゲットとなって攻撃されますが、

こういう反撃をしてくる相手は、本能的に虐めのターゲットから

はずす心理が働くという事が、心理学の実験で判明しています。

物事はガードしてばかりではいけない、カウンターでなくても良いから

反撃する。防御だけで戦いに勝つ事は出来ないのですね。


苦しい戦いであっても一歩前へ!

歴史上の偉大な将軍たちは、厳しい戦いに勝利する為の法則、

どうあるべきか…を語ってくれます。

そしてそれは常に攻める…反撃を忘れない事。

そして迅速果敢に行動する事なのですね…。


眼を見つめて、そして一歩前へ!

これを常日頃想い、実行するだけで、

人の一生は大きく変わるのかもしれません…。

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