Fg(ファイナルゲーム)・・・これはゲームであってゲームではない、ゲーム時代の最後のゲームである。
るしるし
プロローグ
いつからだろう、こんな事を思うようになったのは……
ゲームは確かに楽しい。
でもこんなゲームがあっていいのか、これはは果たしてゲームと言えるのだろうが?
俺には分からない、どこまで自分の昔いた世界かどこまでが今自分がいる世界なのか。
こんな事を思うようになったのは……
??年前
いつか人は、人より優れたロボットを作ると言われている。
確かに作れるだろうな。
いつか。
俺はどうしてこんな体になってしまったのだ。
俺は今何をしているんだ。
なんで俺は……
この世界は進化しすぎた。
俺がいる世界がゲームなら嬉しいのにな。
アニメなら転生とか当たり前っぽいのに俺は何も出来ないまま寝たきり生活……
異世界に行くためには死ななければいけないという定義がある。
勝手な俺の思い込みかもしれないけど実際病院のテレビから見る異世界転生はだいたいそうだ。
死にたくない、でも転生したい。
だが元々こんな世界に異世界に楽々といける手段もないし、死んだとしても天国か地獄に行くだけだ。
しかも異世界に行けるならとっくのとうに死んで転生してるよ。
そんな事を思っていると病室のドアがゆっくりと開く。普段病室に誰も来ないのか病室で寝ていた少年は口を少し開けドアから入ってくる何かを失った顔をしている男を見る。
その男はこっちを見ながら少年に話しかける。
「君、この世界が嫌いか?」
とっさの事だったのでその男から言われた質問に対して全然違う答えを言ってしまう。
「えっ、あなたいつから?」
「私の質問に答えなさい。この世界は嫌いか?」
少年の質問はすぐに撤回され、男が同じ質問をする。
「いや嫌いではないです。でもこの世界には居たくない。」
素直な気持ちで答える。何にもならないとはわかっているがもうすぐ死ぬのだから別にいっても変わらないだろう。
だがその男の顔は少し微笑んだような顔になっていた。
そして男は少年の答えに終始を打つ。
「なら私がお前の世界を変えてやろう。」
急に病室に入ってきたにも関わらずすぐに質問攻めをして俺の話も聞かない勝手な男に《この世界を変えてやろう》と言われ何も答えられずにいた。
そこへ男は自分の名前を聞いてきた。
「君、名前は?」
「
「いい名前だ。君はこれから私が研究した、ゲームであってゲームじゃない世界……」
と男が続けて何かを言おうとした所で、急に睡魔が襲ってくる。
そして男はこう俺に向かっていった。
「この時代を変えるのは君だ」
《あとがき》
プロローグが描き終わりました。
また1からになりますが必ず面白い作品を書き書籍化出来るようにするので応援よろしくお願いします
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