17日目 大戸先生の喜色編1

大戸先生は、千代先生の家に向かっていた。


〈大戸先生〉ええーと鎌ヶ谷駅から抜けて、直進してセブン抜けて、鎌ヶ谷ストア、ローラン・ロードフランスパン鎌ヶ谷店...ここを左に...また直進、と


大戸先生は駅から10ほど歩いた。すると、団地がある。マンション名は「クイックリィ」というマンションだ。団地は鎌ヶ谷第一団地と書いてある。


〈大戸先生〉ここか


このマンションの2棟目の703だ。エレベーター付きだ。となりには階段がある。マンションは普通の白い壁に覆われ、中は凄く綺麗だった。ただオートロックなので、呼び出しボタンを押さないといけない。

なぜか、中から、トーテムポールみたいなやつが大きい順に3つ並んで、看板をせよっていた。そこには「ようこそ!」と、書かれている。

大戸先生は呼び出しをした。


〈千代先生〉はーい!


〈大戸先生〉大戸です!


〈千代先生〉はーい!ちょっとまってね!


と、家にいる千代先生はオートロックを解除した。


機械のようなうぃぃ~んと2回ほど音がなった。


大戸先生はエレベーターを呼び、7階にむかった。


〈大戸先生〉おお、ここか


大戸先生はインターフォンを鳴らした。


ピンポーン!と綺麗な高い音が響いた。


〈千代先生〉はーい!あ、大戸先生!おはようございます!どうぞ!


〈大戸先生〉あ、おはようございます!お邪魔します


千代先生は無防備な姿をしていた。なんというか、ちょっと薄めのセーターのようなパジャマのような感じのゆったりした私服を着ていた。


大戸先生は千代先生の家に入った。


大戸先生は思った。凄く可愛いくていい匂いがする、と。


ー 17 大戸先生の喜色編1 ー おわり

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る