武達の年末格闘技イベントの感想及び『ヤンキー女子高生の下僕はキックボクサーを目指しています!』宣伝

麗衣

「年末の格闘技イベント燃えたなぁ。やっぱ暴走族ぶっつぶしてただけあって未来君かっけーわ」


「ああ。朝倉選手の三日月蹴り効かせてからボディのフェイントで目線が下に下がったところで顔面へ左ストレートのコンビネーションは効きそうだね。俺も参考にしよう」


勝子

「うーん……私はボクシングの試合の方が良かったなぁ。井岡選手も比嘉選手も階級上げた直後はイマイチな印象だったけれど大晦日の試合は過去最高の仕上がりじゃないかな? 井岡選手は是非ロマゴン(ローマン・ゴンザレス)とやって欲しいよね」


「俺もボクシングの方が良かったかな。比嘉選手のアッパー、ヒットした直後に思いっきりナックル返していて、えげつない威力だったね。あとトリプルとか久しぶりに見たなぁ」


「私も井岡選手と田中選手のハイレベルな試合観ちゃった後だと一寸ねぇ……」


麗衣

「んーだよ。格闘技イベントの方が良かったっていうのはあたしだけかよ?」


勝子

「格闘技イベントの方は堀口選手の伝統派空手風の飛び込んでからのパンチとか良いと思ったよ」


「私は総合勢のカーフキックが凄いなと思ったよ。これから益々流行るんじゃないかな?」


勝子

「堀口選手のカーフキック凄まじかったからね。堀口選手の場合、伝統派空手には足払いがあってカーフキックに近いから得意なのかもね。伝統派空手を総合にマッチさせた究極の選手が堀口選手でしょ」


「俺はキック試合の方が気になったなぁ。那須川選手の相手、確かにパンチやキックが強かったけれど攻撃が単調でミドルが完全に読まれて膝カットでまでされていたじゃん? 想い出補正かも知れないけれど、あれがトップ選手だとしたら昔のムエタイに比べると明らかにレベル下がってないか?」


麗衣

「確かにサムゴー・ギャットモンテープはミドルと見せかけてハイキックとかローキックとか散らして打つから凄く読みづらかったらしいしな。この時代にサムゴーが居たら那須川選手も無双出来なかったかも知れないよな」


勝子

「那須川選手相手に単発のキックやパンチが強いだけで勝てる程甘くないからね。サムゴーはあれ以上の蹴りを三連発とかバンバン打ってきたからね。強かった訳だよ」


「日本ではライト級~ミドル級で試合していたから階級違うじゃんってツッコミ受けそうだけど、サムゴーって元々フェザー級だったからね。那須川選手と試合するには丁度良い階級だよね。本当実現が叶わない夢の試合だよな」


「あっ……あのぉ~さり気なくサムゴーの名前出しているけど、サムゴーって確か2000年代前半に活躍した選手だよね。君達何歳なの?」


武・麗衣・勝子

「「「ギクッ!」」」


「アレ? 言っちゃマズイ事だったかな……?」


麗衣

「そっ……それよりもアレだ。ホラ! こっちの更新が止まっていただろ?」


勝子

「うっ……うん! そうだね! 更新していなかった理由をご存じない方の為にアナウンスしておいた方が良いんじゃないの?」


「えっと……それは第3章の続きに当たる『ヤンキー女子高生の下僕はキックボクサーを目指しています!』を書いていたからなんだよね」


麗衣

「何だよめんどくせーな。こっちに纏めて書けばいいのによぉ」


「作者の話だと読者層広げたいからソフト路線のスポーツものっぽい作品も書きたかったらしい」


「アマチュアキックボクシングなんてマイナーなテーマで読者層広がると思ったのかしらねぇ?」


勝子

「そうよねー。結局喧嘩とかしているし、全然ソフト路線じゃないじゃん」


麗衣

「あーでも、暴走族と喧嘩したり、あたしがボコボコにされて鼻折られたり血出しているシーンとかは無かったな」


「リョ〇シーンは好き嫌いが極端に別れるからね。そういう意味では割と誰でも読みやすいかもね」


「作者曰く、ハード路線の勝子の小説が人気ないので、キックボクサーを目指していますの方は逆にソフト路線にしたら意外と好評だったので、勝子の小説の方は続き書く気力は無いかもとか言ってた……ブッ!」


―勝子の八つ当たりで裏拳を喰らって吹っ飛ばされる武だった―



 ◇



 こちらでの久々の更新は、メインキャラクターに2020年に行われた年末の格闘技イベントの感想をざっと語って貰いました。


 格闘技小説を書いている身とすれば、様々なバックボーンの選手が登場する年末のイベントは物凄く勉強になるんですよね。


 忘れた頃に選手が使っていたテクニックを解説がてら小説でも登場するかもしれませんので大して期待もせずにお待ちください。


『ヤンキー女子高生の下僕はキックボクサーを目指しています!』につきましては本編と関係する重要な話が登場します。


 まだ『ヤンキー女子高生の下僕はキックボクサーを目指しています!』をご覧になられていない方は宜しければ本編同様、ご愛読頂ければ嬉しいです。


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054934864578


 あっ……勝子の小説の方もネタバレが早いから更新していなかっただけなので、時期が来ましたら完結させますのでご安心下さい(苦笑)


 本編も次回こそ第4章開始しますので少々お待ちください。

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