読まれないという前提で弱者戦略を取る
最近、少しずつ作品を読んで頂く機会が増えてきました。
去年の十月ごろにカクヨムで投稿を始めた当初は渋かったです。
最初についた応援が宣伝目的で、ヌカ喜びしたのもずいぶん前のように感じます。
最近、自主企画巡りをしていて、洗練された文章の短編に出会いました。
投稿されて数日以内ということもありますが、現時点では星の数はゼロでした。
自身の印象として、駄作で星がゼロというのと状況が違うと思います。
とりあえず、その方の許可をもらっていないので作品名は避けておきます。
ではここで、他の作品にも共通する要素を箇条書きにしましょう。
・人気作じゃないと読まれにくい
・読み手が描写や文体などをじっくり目を通す可能性が低い
・そこまでいくと「何を読んでるだ」って話になる
たまにウェブ小説のジレンマを嘆く書きこみを目にします。
もちろん、それは分かりますし、必ずしも歓迎できるとは言いません。
しかし、風車に向かっていったドンキホーテみたいなことはしたくありません。
激安の殿堂ドン・キホーテは好きな店の一つですが(笑)
まあ、そんなわけで、「できることを粛々と」。
これは書き手が取れる賢明な策の一つだと思います。
続いてこちらも箇条書きで記します。
・長編なら投稿ペースを一定に保つ
・あらすじやプロットがニッチすぎないか読み返す
・自主企画、イベントに参加する
情報過多になるので、まずはこの辺を押さえるといいかなと。
短編が爆発的に読まれるって希少なケースなので、過度に期待しすぎないというのも精神衛生上好ましい気がします。
あとは応援コメント頂いたように、自分から読みに行かないとなかなか読みに来てもらいにくいという点も大きいと思います。
これについては、誰が悪いという話ではないよな~と考えています。
カクヨムには膨大な数の作品があるので、読むための選択肢が広すぎます。
そんな時に応援やフォロー、レビューなどの評価があると、その人の作品を読みに行ってみようかなと思う気がします。
私の場合だと丁寧に読んでもらえていると感じたら、まずは相手の方のプロフィールまでは見に行くことが多いです。
もちろん、その続きでどんな作品を書かれているかも確認します。
そこで気になる作品があれば読みますし、応援やフォローをすることもあります。
こうして方法論の一つして書いていますが、疲れている時はやりません。
気が向いた時だけ作品を探索に出て、ついでに応援や評価をしています。
一応、書くことがメインなので、必要以上に負担がかかることはしないようにしているつもりです。そうすれば、アクションを起こしたのに相手が読みにこないなどの不満を感じにくいと思います。
そろそろまとめに入りますが、タイトルにある通り弱者戦略はポイントです。
・何もしなければ読まれない
・投稿ペースがまばらですごくゆっくりだと読まれにくい
・他の作者との交流が少なすぎても読まれにくい
評価ありきになってはドライすぎますが、カクヨムでの前向きな行動は大なり小なりの数字がついてくると思います。人間の性として、評価されると脳内物質が刺激されてやる気につながります。
他の方の作品で、レビューに翻弄される作家という短編がありました。
それは極端ですが、評価に踊らされすぎないのも息長く続けるコツだと思います。
また、自分なりに目標を設定するのも有効な手段ではないでしょうか。
文字数や話数、数値的なものでも構わないと思います。
基本的に趣味や息抜きで書かれている人の方が多いと思うので、無理のない範囲で設定しつつ、目標に向けて頑張るのもいいですね。
出版作家の強者に憧れますが、弱小作家のうちは可能な範囲で作戦を練って実行していきたいところです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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