字下げや校正はどこまでこだわるべきか
今回は最初に自身の体験談から。
インターネットで小説を書き始めた初期の頃、mixiのマイミクシィから執筆に関するアドバイスをもらっていました。
古き良きミクシィ(今も現役なのだろうか)の名前を出すと、年代が一定より上だと分かるかと思いますが、その辺のことは気にせず続けます(笑)
当時、最初に言われたのは字下げですね。
いわゆる一行目にスペースを空けるやつです。
横書きなのに野暮なことを言うなよ~と仰る諸氏もいらっしゃるかもしれませんが、実際に読む時に気になるので字下げ推奨派です。
あとは「……」(三点リーダ)が「・・・」とか「・・・・・・」だったり、文書記号の使い方が独特すぎると読み続けるのを切り上げることもあります。
もちろん、そういった作品でもしっかり読めば面白いこともあると思います。
しかし、文書記号の使い方がアバウトな場合、校正も適当な傾向があるため、読んでいて粗が目につくこともあります。
逆に言えば、丁寧にまとまっているほど作者のマメさが伝わってくるので、続きを読んでみようという気持ちになりやすいです。私個人の場合ではありますが。
そんなわけでまとめると、
・字下げをする
・文書記号の使い方をネットで調べて覚える
・雑な印象を避けるために書き終えてから読み直す&文章を整える
以前は小説家になろうでも字下げや文書記号についてコメントする方がいましたが、最近は少数派みたいですね。記憶の限りでは見た覚えがありません。
ちなみに校正についてですが、少し前にプロのライターの方にアドバイスを頂いた時に参考になる点がありました。その方は小説は専門ではないものの、商業媒体で文章を書くという点では精通していると思います。
実際にそうだなと実感したのは、「とにかく冗長な部分を削る」です。
私の作品を読まれた際、「伝えたいことや要点が盛りだくさんすぎて、天丼とラーメンが混ぜ合わさったような状態になっている」とコメントを頂きました。
文字数を増やすために色んな情報を詰めこみがちですが、時間をおいて読んでみると「ここは削っても問題ないな」と気づく部分が出てくるはずです。
もちろん、書き加えたいと思う箇所も出てくると思います。
書き手の一人として伝えるのはおこがましいですが、出版化が決まると大幅な修正作業があるはずなので、文書記号の使い方だけでも覚えておくと便利かと思います。
こちらでは割愛しますが、ネットで検索すれば解説ページは色々と出てきます。
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