編集済
こんにちは。Twitterフォローありがとうございました! 固ツイを拝見して即座に開いてしまいました。
ずっと幅跳びをやっていた私にとっては何とも羨ましい限りの小説でした。特に競技の描写力はすごいなと思いました……これから高3の総体をテーマにした作品を書こうと思っていましたが、とてもじゃないけど敵わないなと。
それに何より、そんな風に競い合える好敵手という関係がとても良かったです。陸上ならではの関係ですよね。
素敵なお話をありがとうございました! ネタが被ってしまっていて申し訳ありませんが、私は三段跳で今年のカク甲に挑みたいと思います……仲良くして頂けたら嬉しいです!
作者からの返信
こちらこそ読んでいただき、しかも素敵な感想までありがとうございます。
幅跳び経験者からの感想は何気に初めてでとっても嬉しいです!
私も角川つばさ文庫の方に、また陸上モノの小説を応募したいと考えています。走幅跳、三段跳の違いはありますがお互いに頑張りましょう!!
カクヨム甲子園、がんばってください。
応援してます!!
描写力はすばらしいと思います。一般の小説を読んでいるのと遜色ない感覚でした。
ただ、四千字という短さを考えると、描写だけで終わっている感じもしました。
小説的なドラマティックさというのか、人物の奥深さというのか、少し話として浅いのかなという印象です。
また、青春の一端を覗ける物語としては面白いと感じましたが、読む前と後で、何か新しい発見をしたという感覚にはならないかもしれません。
この小説を読んだことで何か変わった気がする、と思える何かがあるといいのかなと思います。
(こういうコメント求めてなかったらすみません)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
カクヨム甲子園の短編に応募するために4000字以内にまとめたお話でした。
いつか削ってしまった描写も含めて書いた「見上げた空は青かった」を書きたいと思っています。
その時はぜひ読んでいただけたらな、と思います。
内容ちょっと薄いですよね……去年から考えている宿題です。
個人的には描写をメインにした作品だったので、(今は)目を瞑っていただけたらなと。
走り出した瞬間からの小刻みな描写が、読み手に疾走感と臨場感を与え、最後には走り出した先にある青い空へと視点を導き「飛ぶ」と言う心情を自ずから読者に共感させられるとても繊細な表現力をお持ちなのだと思いました。
序盤の十数行だけで読み手を世界へと引き込む力がある凄まじい作品で心を奪われています。正直言って嫉妬レベルっす。
また、「いきます」と作中何度も使われるたった四文字の表現に様々な想いを受けとることができて、世界観だけで無く、一人一人の人物を身近にいる様な親しみを持てる印象を受けました。
こんな事言えば失礼に当たるかも知れませんが、虚飾に拘る装飾美ではなく、泥臭くも緻密に世界を紡ぎあげられた描写や人物の言葉に力強い人の熱を感じることができました。
最後になりましたが、この様な素晴らしい作品を拝読させて頂いてありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
カクヨム甲子園で最終選考に残った方からこのような素敵なご感想嬉しい限りです。
走幅跳の小説はなかなか存在しないじゃないですか? 自分自身中学時代は幅跳に青春を捧げてきたひとりです。あの疾走感、浮遊感をどうしても伝えたくて、幅跳は文字通り泥だらけになるだけじゃないんだぞ、と伝えたかったが故の文章です。
最後までお読みいただきありがとうございました。お互いに良い報告を待ちましょう!
自主企画@「読み合い広場」から来ました!
お世辞じゃない感想を、という事でしたので厳しめの感想を言うなら、いくつかあります。でもあくまで感想であって指摘とか、こう治せっていう意味ではないです。
まず、序盤の
「一瞬、1秒にも満たない時間だが、跳んだ瞬間は空が見える。白い踏切板を蹴って、足が砂場に着くまでの間に。」
この倒置法が私にはちょっと臭く感じます。後ろにもっていった文があまり長い倒置法は基本的には綺麗だとは思いません。
ただ、その下「宙を翔ける」からの三行のトントントンと読ませるところは効果的にハマっていると思います。
でも、このシーンのあと回想に入っていますが、その後いつこのシーンへ戻るのでしょうか?和沙の「走り出して跳んだことは覚えている。どのように踏切ったかは覚えていないが、びっくりする程身体が軽かった。」という所でしょうか?ここだと覚えていないと言っているので違うとは思うのですが他の該当箇所が分かりませんでした。
それから、現在から過去1⇒過去2⇒今、は工夫を凝らさないと読みにくかもですね。
最後に、スポーツもの特有の一瞬の緊張感というものが私には届きませんでした。
これらはあえて厳しめに言うなら、ということです。
むしろ、よく書けている作品だなぁと感心しました!(なんで上から目線なんでしょうかw)
引き続き頑張ってください!、というより、お互い頑張りましょう!
作者からの返信
ご意見ありがとうございます。
読者様からの厳しめの感想は毎度勉強になってます!
倒置法や時系列など文章の校正にあたっての感想、とてもためになりました。
そっか……時系列はちゃんとしないと読みにくいのか……
以後気をつけたいと思います。
スポーツの一瞬の緊張感もいつか伝えられるように努力していく所存です!
最後に私の稚拙な文章を読んでくださった上に決して短くはない感想までありがとうございました。お互いに頑張りましょう!
拝読しました。
臨場感のある描写やリズミカルな会話などがはさまれていて面白かったです!
「跳ぶ」を「飛ぶ」にするという発想も素敵だと思いました(´ `*)
それから、表記に関してひとつ気になった点があったのでコメントさせていただきます<(_ _*)>
―(ダッシュ、あるいはダーシ)は三点リーダと同じく、基本的に2つつなげて使います。
>───—かっこいい。
→――かっこいい。
というように。
プロフィールにあった“お世辞じゃない感想、意見ください!(痛切に!!)”というのを受けて、なにかお役に立てたらなと思ったのですが……。
ストーリーや表現においてこちらが意見できることはない、素敵な物語だったので表記に関しての指摘でした! ちゃんちゃん( ̄▽ ̄;)
参考になればと思います。
普段は指摘とか全くしないのんまのんまと生きている奴なので、指摘慣れ(ってなんでしょうねあはは)しておりません。
うぜーな、って思ったらスルーしてください°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
これからも応援しております!(*'▽')b
☆つけてからコメント書くまで遅すぎて申し訳ないです(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お星様も……ありがとうございます!!
「跳ぶ」を「飛ぶ」と表現したところは、幅跳びならではの空中での浮遊感、気持ちの高揚感などを伝えたかった作者のこだわりであります。お褒めに頂き光栄です!
表記に関してのご指摘、とてもためになりました。参考にしてこれからも頑張りたいと思います。
編集済
爽やかで、かつ競技の臨場感を上手く切り取った良作だと思います。
序盤の助走の躍動感、ジャンプの「空を飛ぶ」感覚、すごく伝わってきます。
本当に上手いな、と思いました。
最後の跳躍で二人とも自己ベストを更新しているところがアツいですね。
さて、佐藤さんは向上心のある書き手とお見受けしましたので、いくつか気になった部分を指摘させていただきます。
まずは校正に関して。
ひとつは、ダーシ(─)と三点リーダ(…)の使い方です。
ダーシを使うべきところを、アンダーバー(_)を使用していますね。
__あの人の様に跳びたい。
──あの人の様に跳びたい。
普通は後者を使います。
そして、三点リーダは二つ繋げて使います。
「世界記録出すから…」ではなく、
「世界記録出すから……」が正解です。
次に、段落の最初は一字空けるというルールもあります。
なぜか一ヶ所だけ字下げしていますが、全段落下げた方がいいでしょう。
そして、感嘆符(!)や疑問符(?)を使う際の注意点です。
これらを使ったあとは、一字スペースを空けます。
「私だってまだ跳びたいよ! かがみ跳びだけじゃなくて反り跳びが出来るようになっても、自己ベスト出しても、優勝しても足りないの! 未練しか無い! 夏休みの毎日走り込みも、秋の植物園の坂ダッシュも、真冬のサーキットも!! 和紗ちゃん!! 貴女が居なかったら続いてない!! 和紗ちゃんと跳びたいから部活してたの!!」
という感じで使います。
今書いてて思ったのですが、この台詞はもう少し感嘆符を絞った方がすっきりするかもしれません。
「私だってまだ跳びたいよ! かがみ跳びだけじゃなくて反り跳びが出来るようになっても、自己ベスト出しても、優勝しても足りないの! 未練しか無い! 夏休みの毎日走り込みも、秋の植物園の坂ダッシュも、真冬のサーキットも……。和紗ちゃん、貴女が居なかったら続いてない! 和紗ちゃんと跳びたいから部活してたの!!」
最後に、「蝉の声だけが五月蝿かった」という部分です。
このシーンの和紗はいわゆる「ゾーンに入った」状態だということが、他の文章からは見受けられます。
蝉の声が気にならないコンディションだったのではないでしょうか。
テントの外は風が無く、後ろに控える山から聞こえる蝉の声だけが五月蝿かった。
「試技順5番、3106村澤さん」
「はい」
アップを止め、Tシャツを脱ぎ、紺色のユニフォーム姿になる。27.5メートル先の景色は陽炎が揺らいでいる。蝉の声はもう聞こえない。煩わしいはずの暑さも感じない程、身体は興奮している。今日は跳べる!
「いきます」
走り出して跳んだことは覚えている。どのように踏切ったかは覚えていないが、びっくりする程身体が軽かった。
「4メートル25」
記録係の声で我に帰る。自己ベストだ。
集中力がより高まっていることを表現できると思いますが、いかがでしょう。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
校正や表現についてなど、経験が少ないのでとてもためになりました。参考にして直してみます。
小説を書き始めて初めて率直な意見が貰えて嬉しかったです。
今後とも稚拙ではありますが、自分の伝えたい事が伝わるように頑張っていきたいと思います。
まさしく、青春という二文字を切り取ったようなお話でした。足を踏み出すその瞬間の光景が、経験に基づいた確かな描写によって目の前に浮かび上がりました。タイトルも印象的で、抜群のセンスを感じます。陸上をやっていなかった僕にも分かりやすく、楽しく読ませていただけました。
作者からの返信
素敵なコメントありがとうございます。
先日投稿した「青」の第1話が「見上げた空は青かった」を改稿したものになります。だいぶ加筆修正を加えてほとんど別物になってはいますが、そちらもよろしかったらご覧になってみてください。