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  • 海をこぼせばへの応援コメント

    読了した時に、何というか言葉にし難いのですが、透明感を感じました。

    海がこぼれると言う非日常と作中一貫して続く淡々とした姉妹の当たり前の会話、日常と言う相反するものが違和を起こさずに描写されており、作品全体で学ばせて頂けたことが多かったです。

    3周ほどさせて頂いて、あの海がこぼれる様子が、地球に宿っている力が一瞬だけ姉の願いを叶えた様に思えて(解釈違いなら申し訳ありません)そんな優しい世界があればいいなと小さく空想に想いを馳せたりしました。

    最後になりましたが、胸を打つ素晴らしい作品をありがとうございました。

    作者からの返信

     読んでいただきありがとうございます。また返信が遅れたこと、本当に申し訳ありません。地球というものに内在してる力が姉の願いを叶えたというのは非常に美しい解釈です。例えばそれは海がその一瞬だけ法則や理屈めいた地球というものから逃げ出して、彼女の願いを叶えたのかもしれません。
     書いていて私自身も姉の悩みに引き摺り込まれるようなことが何度かありました。今こうして話の中身と向き合うと彼女が彼女だけの悩みを持っていると理解できるのですが、書いたときは物語の中の彼女を迎えにいったはずなのに、そこに自分が立っているような気がして、登場人物としての区別を非常に苦労しました。
     しかし、それくらい彼女は悩みを持ちながらも魅力的でこの話に出会えて良かったと心より思えました。
     最後になりますが、作品は読み手の心に留め置かれて、その読み手自身が続きを紡いでこそ作品として昇華されると私は考えています。今、こうして五月さんのように作品の見えない部分、そしてその姿を見出していただけることは書き手である私にとってこれ以上にない喜びです。重ねてになりますが今回は読んでいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 海をこぼせばへの応援コメント

    いいですね! 美しい! 不思議! 暖かい!

    作者からの返信

    表面だけを見れば、夜毎の海は冷たく、姉のいる都会も非常に冷たいはずなのに身体だけには暖かみを残す。そういう作品を書こうと思って書きました。そう言っていただけると嬉しいです。

  • 海をこぼせばへの応援コメント

    とても良かったです。
    頭が水色になりました。

    作者からの返信

    頭にきっと水いわしが入ったのだと信じている次第です。

  • 海をこぼせばへの応援コメント

    素敵な世界観でした

    作者からの返信

    ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。

  • 海をこぼせばへの応援コメント

    早朝四時、まだ外は暗く裏庭から続く海への獣道は懐中電灯をつけないとつまづいてしまう。
    →つまずく 誤りではないようです

    一瞬間が開いて、また情けない声を上げて引き返す。
    →空いて

    たった一つの懐中電灯で姉妹揃ってくっつきなんて
    →くっつく?

    「まだ全然だよ。忘れたの?海への行き方」
    →?と!の後はスペース入れた方がよいです

    私達が来るのを待っているのは漣の音で誘っていた
    →できれば漣にルビ欲しいです。読めませんでした(恥)



    海がこぼれるという表現がいいと思いました。

    作者からの返信

    ご指摘ありがとうございます。

    ?とか!の後はスペースを入れた方が良いというのは全く知りませんでした。これから意識していければと思います。一度小学校の時に家に置いてある地球儀の海はどうして溢れないのだろう。と考えたことがあってそこから着想をえて書きました。

    文字の方は修正いたしましたのでご確認ください。

  • 海をこぼせばへの応援コメント

    水クジラ、印象的な言葉です。
    もし引力というワード一つから、このストーリーが想像されたとしたら凄いと思いました。

    返信への返信にもなりますが、含みを残す終わり方は好きです。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。

    この物語の始まりは多分地球儀ですね。地球儀に描かれてる海は下の方も丸いのに水が落ちて来ないです。

    勿論それにはちゃんとした理論があるけれど子供の頃はそんなこととは知らないので、地球には宇宙に水をこぼさない不思議な魔法がかけてあると思ってたんです。(実際に書いたら全然違う実情になってしまいましたが)

    地球に水を惹きつけてる魔法が一瞬だけ姉に惹きつけられ、彼女の願いを叶えたとしたら。そんな願いで書きました。

    長文すいません。評価してくださりありがとうございます。