21:お買い物

目が覚めるとふしぎな匂いがした


部屋を見わたすとお嬢さまと管理者が話をしていた


お嬢さま『今日も買い物に付き合ってくれる?』


奴隷G『・・・』(聞き取れなかった)


お嬢さま『Cがいないと会話がだめね』


管理者『では私もFと』


お嬢さま『うん、お願いね』


そういって管理者は部屋を出て行った。


お嬢さま『さてと・・・シャワーでも浴びて朝食にしましょう』


なんだろう?雰囲気が硬い気がした。


お嬢さまとCと3人で食事をする


メイドC「昨日買い忘れたものがあるから今日もお買い物だって」


奴隷G「そうなんだ、荷物持ちでいいのかな?」


メイドC「みたいね」


3人で出かけるのかと思っていたら管理人とFが合流した。


メイドC「管理者も買い物があるみたい」


お嬢さまと管理人が2人で前を歩く


Cがこちらの言語で適当に言葉を教えてくれながら歩いた


Fが横で聞いていた


昨日と同じような怪しい店で買い物をして昼食をとった


屋敷と違って味付けが薄かった


奴隷G「なんか味薄くないか?」


メイドC「この街って食糧が不足しているの、香辛料とかもね」


奴隷G「屋敷は?」


メイドC「旦那様がどこかから仕入れているみたい」


奴隷G「・・・そっか・・・だから痩せてる人が多いのか」


メイドC「・・・かな」


管理人『そうだ、Cにお願いがあるの』


メイドC『なにか?』


管理人『これを買ってきてもらえる?』


メモを渡されて


メイドC『はい・・・わかりました』


お嬢さま『じゃぁ、もう一軒行きたいお店があるからまたこのお店で集合でいいかな?』


管理者とFは別の店に行くみたいだった


メイドC「いってきます」


Cを見送ってお嬢さまと2人で店に向かう


歩きながら背後に違和感を感じた


そのまま意識が遠のいていった




目を開けると知らない女性がいた、乗り物に乗っているのか床が揺れている


手足が拘束されている


女性『起きましたか・・・大丈夫ですか?』


何をいっているのかわからなくて首を傾げた


女性『そんな顔して記憶でもなくしましたか?』


反応できない


女性『めんどうなのでふざけないでください』


奴隷G「・・・」


女性『・・・』


奴隷G「・・・」


女性『そんなに機嫌を悪くしないでください』


状況がわからないままどこかに連れていかれるらしい

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