03:寝床

お湯から出てメイドBに後ろから抱きつかれて手で遊ばれている。


私の顔を見て困った顔をしている。


奴隷「見ないでほしいんんだけど・・・」


メイドC「すぐになれるさ」


私の裸を見ながら手でイカされてもおさまらなかったので無視することにした。


自分たちの体を洗ってお湯につかる


メイドB『わたしそろそろ戻るね』


メイドC『お疲れ様』


奴隷「いろいろききたいことが」


メイドC「質問攻めにしたいのか?」


奴隷「あ・・・いや」


メイドC「気持ちはわかるが、かんべんしてくれ、私にもよくわかっていない」


奴隷「そうなのか」


メイドC「まずは言葉を覚えろ」


奴隷「あぁ・・・そうだね、君も」


メイドC「この世界に落ちてきた、この誰のかわからない体で」


奴隷「自分の体じゃないのか?」


メイドC「今は自分の体だけど、この世界に入り込んだ時にこの体に変わったらしい」


奴隷「そうか」


メイドC「お前もその体は元のからだじゃないんだろう?」


奴隷「あぁ・・・多分、記憶があいまいなんだ」


メイドC「そうか、私はこの体の元の記憶が少し残ってる」


奴隷「それはどういう」


メイドC「知らない記憶があるからどちらの自分が本当の自分かわからない」


奴隷「・・・」


メイドC「君も運がよかったのか・・・その体は人間だろ?」


奴隷「え?・・・たぶん」


メイドC「この世界は人間以外がいるからね・・・よかったじゃないか人間に拾われて」


奴隷「奴隷にされて運がいいって・・・」


メイドC「ん?奴隷商人によっては人間を家畜扱いするやつもいるからね、時に異種族は」


奴隷「なるほどね・・・それで私はこの後どうなるんだ」


メイドC「あがりましょうか、のぼせそう」


奴隷「あぁ」


体をふきながら


メイドC「まだ拘束はさせてもらうね」


奴隷「暴れたり逃げたりしないって」


メイドC「ほかの人には言葉が通じないんだから無理でしょうね」


奴隷「はぁ・・・」


メイドC「あなたはお嬢さまのおもちゃになるって聞いてるけれど」


奴隷「やっぱりそういう奴隷か」


メイドC「明日、服を買って病院連れて行って検査してからお嬢さまに合わせる予定みたい」


奴隷「そうですか」


メイドC「さて、どこで寝てもらおうかな」


奴隷「地下牢とかじゃないんだ」


メイドC「そんなものあるわけないでしょう、ここでは奴隷として買われてもそれなりに人間として扱われるから安心して」


奴隷「・・・それなりに?」


メイドC「準備がめんどうだから私たちの共同部屋でいっかベッドが一つあいてるし」


奴隷「共同部屋?」


メイドC「AかBが一緒に寝てくれるかもね」

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