第三章 麺の国ヌードリア

第36話 入国!麺の国ヌードリア王国

 サトリ:人間の皆さん、お久しぶりです。ナレーターのサトリです♪天界での滞在を終えて魔界宇宙に帰って来たもぐもぐガールズの皆んな、新たにシャロンちゃんを加えてヌードリア王国に到着です♪


 魔界時間21:47 魔界宇宙ヌードリア王国 母星ラーミェン次元国際空港


 シャルロット:や〜っと着きましたわね〜♪


 各ヴァルキリーに背負われて眠る子供達


 ミシェル:良い子はとっくにオネムの時間、この子達は良いとして・・・


 専用の超巨大コンテナでスヤスヤ眠るシャロン  


 シャロン:ス〜・・・ぷすぅ。


 ミシェル:この子はどうしたもんスかねぇ。


 ???:ミシェル・ウスバッタ様ですか?


 ミシェル:ん?私がそうっスけど?  


 ???:よりこちらを預かっております。 


 ミシェル:何スかコレ?


 ???:巨人族専用のアイテムです、これを肌身離さず身に付けていれば身体に一切の負担をかける事なく通常の乳児サイズになれるとか。


 シャルロット:この中に入ってるって事は、コレの中身のサイズって相当大きいんじゃないですの?


 ミシェル:そのある御方って誰っス・・・


 振り返ると誰も居なくなる


 ミシェル:あれ?


 シャロン:この紋章、ヨトゥン王家のものですわね。


 ミシェル:とにかく出して付けてみるっス。  


 箱から出すと巨大な涎掛よだれかけが現れる


 ミシェル:よ、涎掛け?


 シャロン:付けて・・・みましょうか。


 巨大涎掛けを付けるとみるみる身体が小さく人間の乳児サイズになる


 ミシェル:ほ、本当に小さくなったっス!


 木花:そろそろ行きます・・・あっ!シャロンちゃん小さくなってる⁉︎


 ミシェル:シーッ!シャロンちゃん起きるっス!


 木花:すみません。でも、どうしたらこんな?


 ミシェル:それが、サッパリっスよ。


 木花:取り敢えずシャロンちゃんは私が・・・


 ???:その子は私が背負うわよ。


 ミシェル:ロ、ローザ様⁉︎・・・てか、何スかその格好。


 ローザ:まあ、麺の国らしくチャイナドレスをね♪それよりホラ、赤ちゃん。


 ミシェル:あ、じゃあお願いしますっス。 


 シャロンを抱き上げローザに渡して背負わせる


 ローザ:うおっ!お、重い。


 ミシェル:しょうがないっスね・・・


 バッグからおんぶ紐を取り出す


 ミシェル:反重力おんぶひも〜♪


 シャルロット:なんだか、青い猫型のロボが頭に浮かんできましたわ。


 ローザ:おおっ!軽くなった♪


 ミシェル:これは能力ちからを制御出来ない子泣き爺の赤ちゃん用に開発されたもので、何トンもの重量にも楽に対応出来る優れ物っス♪さ、全員揃ったところでホテル行くっスよ〜。














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