第23話 ハマグリご飯!

 サトリ:人間の皆さんこんばんは、ナレーターのサトリです。あ、天界ではまだお昼でした!ローザ様の国に滞在中のもぐもぐガールズの皆んなは海浜公園かいひんこうえんでお散歩中一軒のお店を見付けます。どうやらここでお昼ご飯の様ですね♪


 天界時間11:45 ネプチューヌ帝国 帝都内ネプトゥヌス海浜公園


 杏:おっさんぽ〜、おっさんぽ〜♫


 小雪:海からそよそよ風が吹く〜♫


 リタ:海にお船がゆ〜らゆら♫


 雛:青いお空が綺麗どしゅ〜♫


 ミオ:お昼ご飯が食べたいでにゃんすぅ♫


 ミシェル:おんや?あんな所に定食屋さんがあるっス。


 シャルロット:ホントですわね。


 木花:丁度お昼ですし、今日はあそこでランチにしましょうか。


 ちびっ子達:ごはーーんっ!


 ローザ:(あんな所に定食屋なんてあったかしら?)


『定食屋 アマベルブ』


 店員A:いらっしゃいませ〜♪


 店員B:お好きな席へど〜ぞ♪


 杏:・・・・


 店員達:・・・


 杏:こっちがアマテラスお姉ちゃんで、こっちがマリアンヌお姉ちゃん。


 マリアンヌ:ぐはっ!もうバレた!


 アマテラス:秒でバレましたね。


 ローザ:都庁に最近出店許可があったか問い合わせると相手が相手だからローザ様でもお教え出来ませんなんて言うからまさかとは思ってたけど。 


 ミシェル:何してんスか。  


 マリアンヌ:天界ではベルゼコレションは無いから特別に番外編作ってみました〜♡


 シャルロット:みました〜♡って、そんなノリでこの定食屋建てたんですの?


 木花:お金持ちのロリコンもここまでくると病気ですね。


 マリアンヌ:そこで、天界ではベルゼコレションではなくアマテラスコレクションで〜っす♪


 ミシェル:カタカナにするとな〜がいっスね〜。


 アマテラス:記念すべき一品目は・・・


 2人:超巨大ハマグリご飯で〜っす♡


 ミシェル:は、ハマグリご飯?


 マリアンヌ:で、そっちの大人共は?


 シャルロット:大人には塩対応!


 木花:し、しらす丼。


 ミシェル:海鮮天ぷら定食っス。


 シャルロット:海鮮丼セット。


 ローザ:し、師匠と同じもの・・・


 アマテラス:ああん?


 殺意のこもった凄まじい睨みに涙目になるローザ


 ローザ:ご、ごべんなざい!まぐろ丼定食をくだしゃい!


 2人:・・・チッ!あいよ。


 ローザ:し、舌打ちされたよ!


 シャルロット:間違ってない、貴女は客として全然間違っておりませんわローザ様。


 5分後・・・


 アマテラス:お待たせしました〜♪


 マリアンヌ:こちらへど〜ぞ♡


 シャルロット:早っ!


 遅れること30分・・・


 アマテラス:あ、そこのカウンターに置いといたんで・・・


 マリアンヌ:適当にどうぞ〜。


 ミシェル:大人への扱い雑! 


 サトリ:案内された特別室には湖と見紛みまごうはどの器に盛られた山盛りハマグリご飯が現れたのでした。


 杏:大・迫・力!


 小雪:美味そうだっぺ〜♡


 リタ:良い匂い♪


 雛:ウチは飛んで上から食べましゅえ〜♪


 ミオ:ミオは〜、下から食べるでにゃんすぅ♪


 ちびっ子達:いっただっきま〜す♪


 30分後・・・


 ミシェル:相変わらず綺麗に食べたっスね〜。


 シャルロット:私達への接客は雑でしたけど、味は確かでしたわね。


 ローザ:2人共、食に関しては誰であろうと手は抜かないからなぁ。結構ガチで作ってだと思う。


 木花:皆んな幸せそうですね♪























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