第21話 ローザの奥さん!

 サトリ:人間の皆さんこんばんは、ナレーターのサトリです。魔界宇宙を襲った氷河期や温暖化等の異常気象により天界宇宙はネプチューヌ帝国に滞在する事になったもぐもぐガールズの皆んな。異常気象は治ったのに小賢しい変態女神共・・・ゴホンッ!失礼しました、天界のファンの皆さんが引き留めているので暫く滞在するみたいです。


 天界時間10:33 ネプチューヌ帝国領 惑星ミナモ


 杏:天界楽しいです♪


 リタ:色んな神様いるね♪


 ミオ:綺麗なお魚いっぱいでにゃんすぅ♡


 雛:珊瑚さんごの乗り心地最高どしゅえ〜♡


 小雪:・・・オラ、この天界で苦手なものができたべ。


 ミシェル:小雪ちゃん、どうしたんスか?


 ローザ:あ〜・・・まぁ、女神のおぞましい性癖を見てしまったというか。


 ※裁きの庭の摩耶100話・101話参照


 シャルロット:そういば、天界の女神様って何気にロリコンが多いですわね。


 木花:良い子の情操教育に宜しくない所ですね。 


 杏:今からドコ行くですか?


 ローザ:私のお嫁さんの所だよ〜♪


 シャルロット:あれ?天界って同性婚に厳しいと聞いてましたけど?  


 ローザ:表面上はね、実際はそこまで厳しくないのよ。実は師匠に会わせたくて行くんだよ。  


 小雪:オラに?なしてだ?


 ローザ:私の妻はアムピトリーテーっていうんです。聞けば来客があって料理を出した時にあまり食べてくれなかったらしくてね、その原因を会って師匠に教えを乞いたいって言うんすよ。


 小雪:ほむほむ、そっただ事なら会ってやるっぺよ♪


 ローザ:アザッス!


『惑星ミナモ 深海5億6000万m 海底宮殿』


 メイド:ポセイドン様、もぐもぐガールズの皆様ようこそお越しくださいました♪


 ローザ:アムピトリーテー居る?


 メイド:はい、先程お越しになられる時に合わせて散歩からお戻りになられました。


 小雪:なんか名前長いべ。


 ローザ:一応、夫婦間の呼び名はあるっすけど。


 小雪:ならオラ達はそつちで呼ぶだ〜よ。


 ローザ:まぁ、そうっすよね。


 ???:ローザ!


 ローザ:アンフィ!  


 小雪:この女神ひとがローザの奥さんだべか?


 ローザ:はいっす!アンフィ、この子が私の師匠で小雪ちゃん。師匠、こちらが私の妻のアンフィっす。 


 小雪:よろしくだべ♪


 アンフィ:聞いてた通りの可愛い子ね♡小雪ちゃん、早速だけど・・・


 アンフィのアイコンタクトで料理をワゴンで運ぶメイド


 小雪:ほむほむ、海鮮系の料理だべな。ほほう、煮物だべかぁ・・・


 一口食べて味を見る小雪


 アンフィ:ど、どうかな?


 小雪:ズバリ言ってええだか?


 アンフィ:う、うん。  


 小雪:味というのは食べてくれる人の好みに合わせて調味料を調整するんだべ。


 アンフィ:ふむふむ。


 小雪:これはそのお客さんに出したそのままの味付けだべか?


 アンフィ:そうだよ。


 小雪:ふ〜む、それは多分味が濃かったからだと思うべ。これで食べてくれなかったらそうなるべよ。


 アンフィ:そっかぁ、味が濃かったのかぁ。


 小雪:今度から相手の味の好みを聞いてから作るっぺよ♪

 

 アンフィ:ありがと〜♡









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