転生したぜ!

転生!


神様と対面後、暗い空間にいる。


なんか冷たいものがある。水かな?


って、いってええええぇぇぇぇっっ!


頭、破れる! いや、ガチで痛い!


と言うか、頭引っ張られるんだけど!




あぁ、終わった。死にそうだったわ。


眩しい! でも体動かねぇ!


あ、叫びたくなって来た。いやでも、この歳で奇声をあげるのは嫌! 勝手に口が開くの!


「オ、オギャアアアアアア!」


やってもうたああああぁぁぁぁっっっ!





「奥様! 元気な女の子ですよ!」


は? 奥様!? なんじゃそれ。


「ああ、私の可愛い赤ちゃん」


無事、転生したみたい。


せめて二歳ぐらいから…。




神様、たのもー!


『無理だよ』


いたんか!


「ああ、なんて可愛いのか」


可愛い可愛い言っとるぞ。



あれ、声が収まった。やった!


よーしあれ言うぞー。


「まんまぁ! ぱっぱぁぁ! よーしくー!」


以外と喋れるな。おかしいゾ。


「「「!」」」


失敗?


「「「て、天才だああぁぁっっっ!」」」


……チーン。


は? 大丈夫か、この人達。




転生して数分、不安しかない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る