田橋の夜光虫
本今ポポ
第1話 飯田橋の歩道橋
Covid-19がまた蔓延する中、そんな大不況を知らずが知ってか
「田橋」の歩道橋下を車が兵隊アリのごとくうごめいている。
「田橋」は揺れる揺れる。今日も都心の心臓のように
バクバクユラユラ。
ここに来ると妙に落ち着く。ユラユラユラユラ。
涙も枯れて、夜空を見上げると大海に漂う虫けらのようだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます