第8話 おんなってやつは
致し方なし。致し方ないよね。
だって不衛生じゃん。
自分にそう言い聞かせつつも罪悪感と好奇心で、手が震える。
そういえば女は男の感度の数倍って聞いたなぁ。
そんなことを思い出すと余計に手が震えた。
サッとひと拭き。
なんだ全然大したことなかった。
むしろ普通すぎて拍子抜けした。ペーパーを便器のなかに落とし、ジャーっと流す。
なんとなく、部屋に戻りベッドに横たわる。
なんだか腑に落ちない気がして、もう一度、直接触ってみた。
バッタン!ベッドが跳ねた。
いや、俺だ。俺が跳ねたんだ。
なんだこれ。え?こんな?これヤバすぎ。まじか、ここまでなのか。語彙力もやばい。
薄々感づいてはいたよね…おっぱい揉んでたときから。
女はみんなこうなのか、「この身体」の感度がやばいのか。
自分の感覚すら信じられなくて、
もう一回!ビクン!
もう一回!ビクン!
やってるうちに夜が明けてたよね…
いや、むしろ昼だったよね…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます