仕事

「大丈夫です。なんせ私がこの神社の神ですから。さあ少年願いは何ぞ。我に願い申せ。」

ふふ決まった。何年ぶりだろうか。唖然としている。そりゃそうだろう。

「えっと警察の人この人です。」

「あー待ってくれ。使いたくないが強硬手段。電話を切る。」

「あ、ちょっと使えない。」

今さっき携帯の電源を強制的に切った。へへ神の力は相変わらず万能。

「黒乃カモン。あと説明よろしく。」

「まったく、わたしが七割で良いですね。異論は認めません。えっとねさっき買ってくれたお守りに神様ていうおまけがあるから。何かある。」

「えっとえっと。人間関係良くしたいななんて。」

「ふーん容易いな。だか、良いのかな。このこと言って良いのかな。」

「うん何ですか。」

「すべての事象が分かる上に、自然に良くなるんだよ。でもな…。そうだそうだ。」

黒乃にだけ聞こえるように小声で話した。

「分かった。そういう未来にしておいてやる。が正しいことをやってくれないと叶わないぞ。」

「ていう事で約束だ。少年。あ、そうだそうだここの神社ネットにあげて良いよ。神様が大盤振る舞いしてくれる神社として。じゃあかなうと良いな。正しい事をするんだよ。」

と黒乃と一緒に少年を、送り出した。いやあ心が綺麗な少年だな。




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