209日目-⑧

魔王が勇者になって【七十日目】

※魔王本人により頭こと以下省略が代筆を行う。

『私も行きます!!』と屋敷から飛び出した聖龍に私は飛び乗った。

『危険です!』と忠告する聖龍。

『問題ない!』

『分かりました。念のため魔法をかけておきます。振り落ちないで下さいね!』と聖龍は龍の姿に変身し羽ばたいた。

聖龍たちは瞬く間にサキュバスの元に着いた。

『遅かったわね……聖龍。これは返すわね』と掲げていた男を投げるサキュバス。

それは魔王の体だった。

『このために魔王の体を盗ったのですね。サキュバス……貴方の目的は一体何のです!?』

『貴方も知ってるでしょ?魔王を殺すことよ』と冷たい目で答えるサキュバス。

『勇者の姿をした魔王はどこ?教えなさい』と続けて話すサキュバス。

『話す理由がありません』と聖龍。

『なら力づくで聞き出すまでよ!!』とサキュバス。

幹部同士の戦いが始まった。

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