208日目-⑭

魔王が勇者になって【六十九日目】

※魔王本人により頭こと以下省略が代筆を行う。

体の傷を庇いながら屋敷に戻った。屋敷に着くと既に休んでる人がいた。

『お!頭じゃねえかお疲れ!』と元気溌剌な将軍。その横で家老は寝ていた。

『二人はご無事だったんですね』

『あたぼうよ。家老に至っては傷一つねえしな』と将軍。

『他の皆さんは?』

『ヴァンパイアと聖龍は見張りやってくれてるよ』

『皆さん体力がありますね……』

『まあな。つうか魔王は?』

『途中でどっか行っちゃいました』

『魔王っぽい行動だな。まあ待ってれば連絡来るだろ。頭は奥で休んでな』

『あ、ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきます』

やはり争いはつらいです。

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