208日目-⑬

魔王が勇者になって【六十九日目】

※魔王本人により頭こと以下省略が代筆を行う。

死に物狂いで戦っていると敵軍がぞろぞろと引いて行く。気が付けば日が暮れ辺りは暗くなっていた。

ものの数十分で戦場から敵はいなくなった。

『はああああぁぁあ疲れたあああああ』

『頭さんお疲れっス』とドラゴン

『うん、ドー君のおかげで助かったよ。ありがとね』

『……へへ』と嬉しそうな表情をするドラゴン。

『魔王は戻ってこないね。何をしに行ったか聞いてたりする?』

『いや、自分は何も聞いてないっスよ』

『そっか……』

『とりあえず屋敷に行きましょうヨ』

『そうだね』

初戦の防衛戦は魔王軍が勝利した。

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