204日目-④
勇者になって【六十五日目】
『はあ……つ、着きました』と荒れた息で伝えたくノ一。
神社の鳥居をくぐってからは妖怪の類が襲って来なくなった。
『助けくれてありがとうな』
『いえ、例には及びません……ただ、ここまで妖が必要に追いかけてくるのは初めてです』
『あいつらはなんで襲ってきたんだ?』
『おそらく、貴方の魔力を狙ったのでしょう。人を襲い魔力を奪う。魔力は彼らの糧ですから』
『よし、なら自分の魔力あげよう』
『え!?ちょっと、私の話聞いてましたか!?』
くノ一は困惑した表情をしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます