202日目-⑥

勇者になって【六十三日目】

ヴァンパイアたち(主にヴァンパイア)が大戦のことを聞いて来た。人魚の姉さんから連合軍の創設のokにもらえたので連合軍を創った理由について話すことに決めた。取りあえず関係者全員に集まってもらった。

『えーっと、長い話は嫌なので、手短に話します。連合軍の創設の理由は大戦の為の戦力強化です。以上。質問を受け付けます』

『ヴァンパイアです。大戦の相手はどこの国なのでしょうか?』

『魔王軍と『ニッ国』以外の全部の国です』

『……全部ですか?』

『はい、全部の国から『宣戦布告』されました』

『……』

皆が引いた。

『コホン、正確には『イチ王国』『サン王国』『ヨン王国』『ゴ王国』『ロク王国』の連合軍』

『あれ?『イチ王国』と『ロク王国』って交戦中じゃなかったって?』とパイモン

『『ロク王国』は勇者が亡くなったこと表明した。それで争う理由がなくなり締結。その上魔王軍が『ニッ国』を乗っ取ったという尾ひれまでついた情報が隣国に流れて、五つの国は同盟組んだと』

『……おい、その情報。だれからいつ聞いたんだよ』と将軍。

『昨日の夜に家老とくノ一から聞いたんだ』

そういう面白い話は俺にも教えろよな!と将軍。

『まあ、何万、何十万人という兵がこの国迫ってるからな連合軍じゃないと勝てないってことよ』

『……最悪だわ』と頭。

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