143日目

勇者になって【七日目】

『勇者様!『ロク王国』に着きました!』

ようやく着いた。魔法使えば一瞬で着くのに。身バレ怖いし。そもそもこの体で魔法が使えるのか謎だ。

『一先ず王宮に挨拶しに行きましょ!』

なんで…?

『勇者様知らないんですか?勇者様が魔王に捕まったという噂が流れていたのです』

なるほど。事実ですね。

『誤解を解くためにも早く王様に挨拶すれば自然と噂がなくなるはずです。『なんだ捕まってたと思ったのに生きていたのね、はっはっは』ってな感じです』

捕まってたのは事実なのだが。

『それでは行きましょう』

はいはい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る