131日目

暇暇。

『まーちゃんが殴って記憶がなくなっちゃったの?まーちゃんの力強過ぎ―!おたんこなす!うんこ!』

弟子にそこまでいいうか普通。てか品がねえな。

記憶がなくなった経緯を師匠に話していた。

『勇者君も大変だったねぇーうん!でも大丈夫でぇす!お姉ちゃんにまかせなさい☆』

誰の姉気取りだ。はあ、やっぱしめんどくせえ。来るんじゃなかった。

『そんなこと言うなんて、しーちゃん悲しい…』

『……ナチュラルに心を読むなよ。で、師匠ならできるんだろう?』

『まーちゃん、しーちゃんのこと舐めすぎーー!!そんなの飯の前の朝飯!』

微妙に間違ってるし。

『ここで待ってればいいのか?先生?』

『うんにゃ、ぴちぴちの二人は外に遊びに行っててーここにたいらっメ!』

師匠がそういうので、さっさと師匠の家を飛び出した。うん、遊ぼう。

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