128日目

暇暇。

『す、すまん』

と勇者が謝った。今は留置所。

まあ、こうなることは若干読めてたが。

『それはそれで、シンプルに傷付く』

まあ、迎えが来るよ。そのうち。

『迎え?知り合いでも呼んでいたのか?』

……まあ、な。

『ヘーイ!!ボーイ!!元気してる!!?』

鉄格子の向こう側にやけにテンションの高い少女が現れた。

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