116日目

『魔王さん、今回はお世話になりました!楽しかったですよ!』と姫。

『そうですね、パーティ……非常に良かった。感謝申し上げる』と王子。

身支度を終えた二人が帰るそうだ。送ろうかというと、迎えが来ているらしい。

『勇者のことを頼んでもよろしいでしょうか……?』

うん!任せて!!と秘書が言った。仲良くなったもんだな。

『わりいな、魔王……世話になる。俺に出来ることがあったら何でもいてくれよな』と勇者。かっこいいセリフ吐きやがる。

手を皆で振って、姫さんと王子が城を跡にした。

タイミングよく。花火が上がった。兵士がしびれを切らして古代兵器使ったのかな。おかげでいいサプライズになった。

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