勇者来ない。暇。

歩いて、歩いて。やっと海に着いた。岬にい隠れているとヴァンパイアが言っていた。

洞窟っぽい感じ。

入り江とも言える。

確かに高い魔力を感じる。

『何者だ』

何者か。なるほど。ヴァンパイアの使いです。

『·····なるほど。私は黒龍』

新聞に黒龍って載ってたな。ってマジか。

確かに酷い怪我だ。応急処置してるからまだ良い方だけど。

こっちの都合だけど治すよ。

『ありがたい。よろしくお願いします』

こちらこそ。でも確かに怖いな。そりゃ勇者を責められないな。

『いや、本当は白なんですけど。黒龍と皆が呼ぶので黒色に塗ったんです』

っんな、馬鹿な。

体に塗ったペンキも落とすことにした。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい