ペンは剣よりも強し。
そんな言葉も使い古された感のある時代ではありますが、この物語の主人公、菜津野はある意味で、この言葉がよく似合う主人公だったりします。
メディアや娯楽から切り離された学校。
風紀委員であり謎多き女性、美里との数奇な出会い。
そして、そんな中でも前向きで、諦めない主人公菜津野。
七話という短い物語ではありますが、そんな中でも彼女達は躍動し、負けずに戦い続ける。
そんな物語が綺麗に読みやすく描かれています。
時事ネタに乗っただけじゃないの!? と思われるかもしれませんが、ある意味でその一つの答えにもなりうる本作。
穿った目で見ず、是非読んでみてください!