第4話うるさいぜんのさくかんがえ
考えうる最善の策
2020/06/14
今日は雨。元気なうる。ずっとベランダにいたせいで、翻訳機が壊れた。室長が直していった。ベランダにもなにやら細工をして、目に見えない目隠しをつけたらしい。翻訳機も完全防水と音質をアップ。ウルルルルル?と話しかけられ、違うURUが迷って入ってきたのかと一瞬思った。それは困る。
2020年7月18日
今日はうるとプールにいった。嘘だ、家で子供用プールに水をためて遊んだ。見た目にはかわいいうるだが、低音ボイスが嬉しそうにきゃっきゃっしてる。全裸のうるも服を着るようになった。脱いでいることの方が多い。暑そうだ。そろそろうるが帰ると約束した8月31日も近づいてきた。寂しくないといったら嘘になる。
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研究レポート
彼らは人の言葉を発語できない。意味は理解しているようだ。見た目は青いくまのぬいぐるみに見える。耳があって鼻があって口を開けると細かいギザギザの牙があって。高音高速の言葉で話す。二足歩行。食事は雑食。ハトやコイと一緒に食パンを食べるという報告もある。泳げる、空は飛べない。
初来は約400年前。次の日には姿を消し、次は4年後。壁に絵を描いた。4年後絵の謎が解ける。彼らは弱く無抵抗、攻撃を受けるとすぐ死んだ。とある王はたくさん殺した。とある王はもてなすためにお祭りをした。
やがて時がたつと科学が発展し、彼らはたくさん実験された。それでも彼らは4年に1度やってくる。
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