時が止まった世界で
hiro
第1話時が....
今日この日5月10日私立坂田高校2年の立川学は掃除当番のため学校にいた
3階の教室から1階にあるゴミ捨て場に行き帰ろうとしたとき忘れ物に気がついた
「さすがに数学の課題忘れるのはやばいな」
数学の先生はやばいほど怖い俺は急いで教室に向かった
「なんか今日静かだなあ」
俺は違和感を感じながら教室に着いた
教室にはまだ1人残っていた
「桜井なにやってるんだ?」
「!?い、いや先生に勉強教えてもらうから」
「なるほどね」
「でも先生遅いなあ」
この女子の名前は桜井ひかり成績優秀な美少女この学校1の有名人だ
そして俺が1年の頃一目惚れしてしまった人でもある
「時計も止まってるみたいでさ」
「あっほんとだ、えっとね今は...!?」
「どうした?」
俺は腕時計を見たそこには信じられない光景が広がっていた
「止まってる!?」
俺の腕時計はデジタル表示の腕時計だそれが17時20分04秒の表示で止まっていたからだ
「どうゆうこと!?」
「わかんないよ、壊れたとかなら映らないはずだし...」
絶対おかしい俺は窓からグラウンドの方を見た
「は....止まってる....」
「どうゆうことよそれは」
「時が...止まってる...」
絶対おかしいなんでこんなことが起こっているのかほんとによくわからない
「とりあえず学校の外に出て見ようこの状況見ただけじゃなんもわかんない」
「わかったわよ準備するから少し待ってなさい」
俺たち2人は学校の外に出た
もう言葉が出てこなかった
止まってる車、今にも走り出しそうなランナー、止まってる通行人...
もうこの世のものとは思わなかった
そのとき校舎の方から声が聞こえた
「やあやあゲームへようこそ君たち」
これは2人がこれから経験する激動の日々の序章に過ぎなかった
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