ジャブで切り拓くダンジョン生活
君麻呂ミサト
第1話 世界が変わった日
その日、世界の構造は大きく姿を変えた。
「突然だけど、どーもー神です。唐突ですが地球のみなさん!あなたたちには
これから試練を与えます。どんな試練かって?そりゃまぁ、見てのお楽しみって感じで!もちろんそれらに対抗する力はあげるから安心してね!
それじゃバイバーイ!」
神と名乗る謎の声が意味不明なこと述べていく。世界中の人々が首を傾げていた。日本の人々も頭に?マークを浮かべていたその時、世界が揺れた。言葉の通り、世界が揺れた。人も柔な建造物も立ってはいられなかった。ビルは倒れ、人は跪きうずくまった。しばらくして揺れが収まり、人々が顔をあげるとそこには不可思議なものがあった。日本にはあるはずのない巨大なピラミッドがあった、
それも真っ黒なものだ。同様に世界中で同じような謎の建造物が同時多発的に出現した。もちろん世界中のメディアが騒ぎ立て、ネットも謎の建造物の話題でいっぱいだった。しかし、政府が迅速な対応で情報規制を行い、誰もそこに入れないように取り締まることでパニックになったり事件が起きることはなかった。それでも世間は謎の建造物の話題で持ちきりだ。
いつしかそれらはネットの住民らによって付けられた名前で呼ばれるようになった。
____________________ダンジョンと。
しかし、ダンジョンは特に何の問題もなくただ単に存在するだけだった。
時が流れ、ダンジョンはいつしかただの観光スポットになっていき、人々がダンジョンがある生活に慣れ、5年の月日が流れた。しかし、残念なことに誰も気づくことはなかった、ダンジョンの中で蠢く何かに。
ついに物語が動き出す。
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