『ユダヤ教の誕生 「一神教」成立の謎』荒井章三

『ユダヤ教の誕生 「一神教」成立の謎』講談社学術文庫2152 荒井 章三[著](講談社)2013/01



小家畜飼育者の家長の「神」がどうして世界宗教の唯一神になったのか。聖書を丁寧に紐解きながら神の変化に焦点を当てる一冊。……イマイチかみ砕けてないので、このテーマについては割愛します(おい)


遊牧民ですよ、遊牧民(そこか)

馬が家畜化される前、羊や山羊の行動半径は小さく、小家畜飼育者は農村の近くで生活した。だったのが、土地を取得して農業を得て定住すると何が起こるか。富の蓄積による王権の誕生と住民の格差、ですね。そこから王国の崩壊も始まる。


騎馬遊牧民が活躍できたのは馬の機動力と軍事力があったからってことがよく分かります。馬は偉大。コスプレさせちゃかわいそう。



初出:読書メモ⑯近況ノート2019年5月24日

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