『手にとるように宗教がわかる本』島田裕巳監修

『手にとるように宗教がわかる本』島田 裕巳監修/世界思想史研究会編(かんき出版)2008/06



広く浅く各宗教の歴史がわかります。図解も多いのでパッと確認できて良いかも。索引も付いてて、コンパクトな事典て感じです。


で、文明の発祥と宗教のはじまりは同一なのが、上記の『モノの世界史』と並行して読むことでよーくわかりました。

特にイスラム教の合理的実践的な政教一致の社会体制があるからこそのムスリム商人の活躍なのかと納得。

革新的に物事を進めていく中では宗教による強固な精神思想って必要なのだな。日本人にはそれがないからな。何事も話し合い、決まらなかったら占いに頼るとかマジか、ですよね。(役員とかくじやじゃんけんで決めるのやめて欲しい。じゃんけんは平等じゃないから~)

責任者不在のなあなあな組織体制……。どっちが良いとか悪いとかじゃないですよ。



初出:読書メモ④近況ノート2018年5月29日

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る