『ほらふき男爵の冒険』G.A.ビュルガー
『ほらふき男爵の冒険』G.A.ビュルガー編[著]/斉藤 洋文/はた こうしろう絵(偕成社)2007/06
Han Luさんのところでkobuupapaさまが話題にしてるのを見かけた後、図書館で見つけたので手に取っちゃいました。ドイツで伝えられていたほら話をミュンヒハウゼン男爵の語る物語としてまとめられた世界的に有名な物語ですね。
男爵は話が上手なだけじゃなく洒落も大好き。
「さすが料理人! コックだけあって、ククはうまいな。だが、どうせ九九、八十一までしかいえんのだろう。」(p79より)
とか、しょーもないことを言っていたかと思うと、含蓄のあることもおっしゃってくださいます。
「そもそも女性に服従させようなどという了見がまちがっている。女性に服従させるのではなく、いかに女性に奉仕するかが、男の人生の醍醐味なのだ!」(p135より)
きゃああ(≧◇≦) 男爵すてき。惚れてまうやろー。男爵はジェントルマンなのでありました。
初出:読書メモ⑩近況ノート2019年1月28日
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